クリップへの無限長の設定
 
 
 

クリップをシーン時間にリンクさせたい場合は、そのクリップの時間長を「無限」に設定できます。特に、シーンのアニメーション時間中に表示し続けるシェイプコンパウンドクリップアニメーションなど、ポーズを使用したアニメーションではこの機能が便利です。

たとえば、シェイプコンパウンドクリップをシーンの開始フレームと終了フレームにリンクさせた状態でシーンの終了フレームを大きくすると、コンパウンドクリップもそれに合わせて変化します。このようにクリップは、カバーしていないフレーム上でジオメトリをシェイプアニメーションが適用されていない状態に戻すのではなく、シェイプアニメーションが適用されたジオメトリを処理し続けます。

注:オーディオクリップには、無限時間長を指定できません。

無限長のクリップを作成するには

  1. クリップまたはコンパウンド クリップを右クリックし、[タイム プロパティ](Time Properties)を選択するか、またはクリップを選択して[Ctrl]+[T]キーを押します。クリップの[Time Control]プロパティ エディタが開きます。

  2. [親のクリッピング]ページで、[親の開始](Parent Start)および(または)[親の終了](Parent End)を選択して、クリップの期間とその親の開始時間および(または)終了時間をリンクさせます。

    • クリップがコンパウンドクリップである場合や親のないクリップ(つまり、コンパウンドクリップ内に存在しない)である場合、そのクリップは、タイムラインの開始フレームと終了フレームをリファレンスとして使用しつつシーンの間中継続します。

    • クリップがコンパウンドクリップ内にある場合は、クリップはコンパウンドクリップの間中続きます。

    シーンの開始フレームまたは終了フレームを変更すると、クリップは変更されたフレームに適切に同期します。

    ヒント:ミックストウェイトモードでシェイプキーを保存すると、最終的なコンパウンドシェイプクリップのデフォルト設定は無限になり、その内部のシェイプクリップの設定も無限になります。詳細については、「シェイプ キーを格納および適用する」(「シェイプ アニメーション」)を参照してください。