再生のフレームレートとフレームフォーマットの設定
 
 
 

再生のフレームレートおよびフレームフォーマットは、Softimageでの再生操作でのみ使用されます。これらの再生オプションの設定は[Output Format]プロパティエディタで指定したデフォルト設定から継承されますが(前のセクションを参照)、シーンのデフォルトのフレームフォーマット/フレームレートに影響を与えることなく、再生目的のために自由に変更できます。

再生のフレームレートとフォーマットを設定するには

  1. [Playback]パネルで[再生オプション](Playback Options) を選択し、[Play Control]プロパティエディタを開きます。

  2. [Play Control]プロパティエディタの[オプション]ページで、指定したい[フォーマット](Frame Format)を選択します。

    [フォーマット]は、アニメーションに最終的に適用するフォーマットを設定する必要があります。[NTSC](1 秒間 29.97 フレーム)、[PAL]、[Film]、30fps から選択できます。

    注:テクスチャシーケンスのイメージソースを作成する際には、このフレームレートとシーンのデフォルトのフレームレートが確実に一致するようにしてください。
  3. 目的のフレームレートがリストにない場合は、フレームフォーマットとして[カスタム](Custom)を選択し、[フレームレート](Frame Rate)テキストボックスに数値を入力します。たとえば、フレームレートを12.5に設定したい場合は、[フレームレート]テキストボックスに12.5と入力します。

  4. [フレームステップ](Frame Step)に、アニメーションを再生する際にスキップするフレーム数を設定します。

    デフォルトでは、[再生コントロール]プロパティページの[フレームステップ]コントロールは1に設定されています。これは、シーンのすべてのフレームが再生されることを意味します。再生時にフレームを1つおきに表示する場合は、[フレームステップ]の値を2に設定します。8フレームおきに表示する場合は8に設定します。

    [Playback]パネルのコマ送りボタン(次フレームおよび前フレーム)は、[フレームステップ]の値によって設定されます。[フレームステップ]はリアルタイム再生を使用している場合には機能しません。

現在のフレームレートの表示

アニメーションが再生される際にフレームレートを確認するには

  • ビューポートで目のアイコンをクリックし、[フレームレート](Frame Rate)を選択します。

    または

  • [Ctrl]+[R]キーを押しながらビューポートをクリックします。

    または

  • ビューポートで目のアイコンをクリックし、[可視性オプション](Visibility Options)を選択します(または[Shift]+[S]キーを押します)。[Camera Visibility]プロパティエディタの[ステータス]ページで、[フレームレートの表示](Show Frame Rate)を選択します。

表示する際のフレームレートは再生時に更新されます。

アニメーションを再生すると、ビューポートの中央下部の現在のフレームレートが変わります。

ビューポートの右下には、現在の時間が表示されます。ここでは、現在の時間形式としてフレーム番号が設定されています。