アクション ソースを、異なるシーンのモデル間でアニメーションを共有するプリセットとして保存することができます。 プリセットは、オブジェクトから独立しているため、アクション ソース内のアニメーションを 1 つのシーンから別のシーンに簡単に転送できます。また、プリセットをローディングするときに、モデル間のエレメントの名前をマップすることができます。
通常は、一般的なプロパティにプリセットを保存した場合、現在の値のみが保存され、アニメーションは保存されません。しかしアクション ソースにプリセットを保存した場合、アニメーションが保存されます。
アクション クリップまたはコンパウンド クリップにはプリセットを保存できません。この操作を行うと、アニメーション、コンパウンド クリップ内のアクション、コンパウンド ミキサなどを保存します。しかし、Softimage でクリップとミックスしたアニメーションの結果を別のソフトウェアへ転送したい場合はどうすればよいでしょう? 詳細については、「新しいアクション ソースへクリップを焼きこむ」を参照してください。
プリセット アクションをロードして、異なるシーンのモデル間でアニメーションを共有することができます。
Animation Mixer で、アクションのローディング先となるモデルを開きます。この操作を実行するには、モデル、またはその子の 1 つを選択して、ミキサ内にある[更新](Update)ボタンをクリックします。
アニメーション トラックで、アクション プリセットのクリップを配置したい場所を右クリックして、[ファイルからソースをロード](Load Source From File)を選択します。開いているブラウザを使用し、*.preset拡張子の保存されたアクションプリセットを選択して、[OK]をクリックします。
ブラウザを開いて、アクション プリセットをミキサ内のトラックへドラッグします。Windows システムでは、フォルダ ウィンドウからアクション プリセットをドラッグすることもできます。
モデルのソースリストにアクション プリセットが追加され、ミキサのトラック上にそのプリセット用クリップが作成されます。ソース内のオブジェクト名とパラメータ名のいくつかが一致しない場合、[アクション コネクション レゾリューション]ダイアログ ボックスが開きます。詳細については、「接続不可能なパラメータを解決する」を参照してください。
