siPPGControlType

説明

Softimage プロパティページでサポートするコントロールのタイプ(ウィジェット)を指定します。通常、プロパティページ上のコントロールは、検証対象オブジェクトのParameter値を表示および制御します。

コンスタント 詳細
siControlBitmap BitmapWidget 静的なビットマップコントロールです。このコントロールは、検証されるオブジェクトの実際のパラメータと関連付ける必要がありますが、値は読み取られたり変更されたりしません。このコントロールは、ロゴを表示する場合によく使用されます。パスはsiUIFilePathを使用して指定されます。詳細については、Bitmap Widgetを参照してください。

Image Clip コントロールには、siControlImageClip コントロールを使用します。
siControlBoolean Boolean チェックボックスです。Booleanパラメータのデフォルトコントロールです。詳細については、Check Boxを参照してください。
siControlButton commandbutton ボタンとは特殊なコントロールの 1 つで、インスペクトするオブジェクトのパラメータとは一切関連付けられません。PPGLayout.AddButtonを参照してください。

使用できる属性は、siUICX およびsiUICYです。詳細については、Command Buttonを参照してください。
siControlCheck Check PPGItem.UIItemsリスト内の各項目ごとにチェックボックスを表示するビットフィールドコントロールです。このパラメータ値は、チェックされた項目をすべて合計した値と等しくなります。フラグを設定、表示するユーザインターフェイスの利便性を保ちつつ、多数のフラグを 1 つの整数にまとめる場合はこのコントロールが便利です。詳細については、Bitfieldを参照してください。
siControlCombo Combo ドロップダウンメニューにPPGItem.UIItemsリストの項目が表示されるようになっている、読み取り専用の編集コントロールです。

使用できる属性は、siUICX およびsiUICYです。詳細については、Combo/Drop-Down Boxを参照してください。
siControlEdit 編集 編集ボックスコントロールです。siUICXsiUICYsiUIStyleおよび属性をサポートし、複数行の文字列編集ボックスを使用する点を除き、siControlStringとほぼ同じです。詳細については、Multi-line Textを参照してください。
siControlFCurve FCurveWidget FCurveを表示するためのコントロールです(PPGLayout.AddFCurveを参照)。

使用できるオプション属性は、siUICXsiUICYsiUIFCurveLabelXsiUIFCurveLabelYsiUIFCurveViewMinXsiUIFCurveViewMaxXsiUIFCurveViewMinYsiUIFCurveViewMaxYsiUIFCurveGridSpaceXsiUIFCurveGridSpaceYsiUIFCurveNoGridsiUIFCurveNoRulerY、およびsiUIFCurveNoRulerXです。詳細については、FCurve Widgetを参照してください。
siControlFilePath FilePath ファイル名を含む文字列パラメータを操作するコントロールです。ファイルブラウザを起動する編集ボックスとボタンが使用できるようにします(XSIUIToolkit.FileBrowserと似ています)。

使用できる属性は、siUIFileFiltersiUIInitialDirsiUISubFoldersiUIAudioFilesiUIImageFilesiUIOpenFilesiUIFileMustExist、およびsiUIStyleです。詳細については、File Browser Widgetを参照してください。
siControlFolder Folder 文字列 Parameter を編集ボックスで扱い、ディレクトリを選択するウィンドウを起動するボタンを表示するコントロールです。

使用できる属性は、siUIInitialDir およびsiUISubFolderです。詳細については、Folder Widgetを参照してください。
siControlGrid GridWidget GridDataオブジェクトからデータを表示させるGridWidgetタイプのコントロールです。スプレッドシートのような複数の列を持ったリストコントロールが表示されます。CustomProperty.AddGridParameterを参照してください。

使用できるオプション属性は、siUICXsiUICYsiUIGridColumnWidthssiUIGridLockColumnHeadersiUIGridLockRowHeadersiUIGridHideColumnHeadersiUIGridReadOnlyColumnssiUIGridSelectionMode、およびsiUIGridHideRowHeaderです。詳細については、GridData Widgetを参照してください。

注:このコントロールは「グリッド」と呼ばれるgeometric shapeとは関係ありません。
siControlIconList IconList 各項目がテキストラベルではなくビットマップ形式で画面に表示されること以外は、siControlRadioとほぼ同じです。.bmpファイルのみをサポートします。ビットマップファイルの名前はPPGItem.UIItemsリストで指定します。

使用できる属性は、siUIColumnCntsiUILineCntsiUIColumnGapsiUILineGapsiUIUseSelectionIcon、およびsiUISelectionColorです。詳細については、Icon Buttonsを参照してください。
siControlImageClip ImageClipWidget Image Clip を表すコントロールです。このコントロールは、Image Clip のフル ネームを示す値を持つ、文字列パラメータとともに使用します。

サポートされる属性は、siUIShowClip です。

静的なビットマップ コントロールには、siControlBitmap コントロールを使用します。
siControlListBox ListBox このコントロールの機能は、選択可能な項目のリストを表示するという点でsiControlRadioおよびsiControlComboとほぼ同じです。ただし、他のコントロールとは違い、siUIMultiSelectionListBox属性を使用することによって同時選択モードでListBoxを使用できるオプションを備えています。

siUICXおよびsiUICY属性は、サイズを変更するように設定できます。siUIStyle属性が割り当てられておらず、リストが大きすぎてすべてが収まらない場合は、ListBoxによって縦方向のスクロールバーが表示されます。詳細については、List Boxを参照してください。
siControlNumber Number 数値コントロールです。通常は編集コントロールとスライダの両方を持ちます。これが全数値パラメータのデフォルトコントロールとなります。

使用できる属性は、siUICXsiUICYsiUISyncSlidersiUILogarithmicsiUIDecimalssiUINoSlidersiUIThumbWheel、およびsiUITreadmillです。詳細については、Numeric Edit Box with Sliderを参照してください。
siControlRadio Radio PPGItem.UIItemsリストの 1項目を選択できるラジオコントロールです。すべてのオプションが画面に表示されること以外は、siControlComboコントロールの機能と同じです。そのため、規模の大きい項目リストにはコンボボックスが最適です。詳細については、Radio Buttonsを参照してください。
siControlRGB RBG 「アルファ」チャネルを含まないカラーコントロールです。このコントロールには、ベースとなるオブジェクトの 3 つのパラメータに関連しています。PPGLayout.AddColorを参照してください。詳細については、RGB Color Controlを参照してください。
siControlRGBA RBGA 「アルファ」チャネルを含むカラーコントロールです。このコントロールには、ベースとなるオブジェクトの4 つのパラメータに関連しています。PPGLayout.AddColorを参照してください。詳細については、RGBA Color Controlを参照してください。
siControlStatic Static プロパティページの固定テキストです(PPGLayout.AddStaticTextを参照)。関連付けされた項目のPPGItem.Nameが"Static"の場合、PPGItem.Labelは固定テキストに表示されます。それ以外の場合は実際の文字列Parameterが参照されるものと想定され、その値が表示されます。

ヒント:テキストを複数行に分けるには、テキストに改行文字を入れます(VBScript の場合は vbCrLf、JScript の場合は"¥n")。

使用できる属性は、siUICX およびsiUICYです。詳細については、Static Textを参照してください。
siControlString String 文字を表示するための 1行の編集ボックスです。Stringパラメータのデフォルトコントロールです。

使用できる属性は、siUICX およびsiUICYです。複数行の文字列には、代わりにsiControlEditを使用します。詳細については、Single-line Textを参照してください。
siControlSynoptic SynopticWidget シノプティックビューを表示するコントロールです。このコントロールは、シノプティックファイルへの完全パスを示す値を持つ、文字列パラメータとともに使用します。コントロールのサイズは、シノプティックビューのサイズに応じて決定されます。シノプティックコントロールの例については、PPGDemosを参照してください。詳細については、Synoptic Widgetを参照してください。
siControlTextEditor TextEditorWidget フル機能のテキストエディタを表示するコントロールです。このコントロールは、エディタのテキストに設定される値を持つ、文字列パラメータとともに使用します。詳細については、Text Editor Widgetを参照してください。

適用対象

PPGItem.Type PPGLayout.AddEnumControl PPGLayout.AddItem PPGItem::GetType PPGItem::PutType PPGLayout::AddEnumControl PPGLayout::AddItem

関連項目

PPGLayout siPPGItemAttribute Property Page Controls Setting Control Attributes