ディスプレイ クラスタ全体でフレーム ロックを同期する

 
 
 

この機能は、Autodesk Showcase Professional でのみ使用できます。

複数のディスプレイまたは複数の投影システムでプレゼンテーションを行う場合は、1 つのディスプレイとして見せるために、複数のディスプレイを 1 つのまとまりとして操作する必要があります。NVIDIA フレーム ロック ハードウェアおよびソフトウェアを使用すると、複数のディスプレイで 1 つの仮想大型キャンバスを作成できます。

フレーム ロック ハードウェアおよびソフトウェアの要件

フレーム ロックを使用するには、サポートされているグラフィック ハードウェアを使用し、そのハードウェアが同期を有効にして設定されていることを確認する必要があります。グラフィック ドライバでのフレーム同期の詳しい設定方法については、NVIDIA のドキュメント、特に『NVIDIA ForceWare Graphics ドライバ: フレーム同期化ユーザーガイド』を参照してください。

また、フレーム ロックは、Showcase が OpenGL モードで実行されている場合にのみサポートされます。(詳細については、http://www.opengl.org/ を参照してください。)OpenGL モードであることは、Showcase ウィンドウの右下に アイコンが表示されることによって示されます。

Showcase を OpenGL モードで実行するには、次のいずれかの操作を行ってから、Showcase を再起動します。

後続のセッションで Showcase を OpenGL モードで使用しない場合は、ホスティング セッションを終了した後、必ず StereoCustom アドインをアンロードするか、または SHOWCA E_DEVICE_API 環境変数を無効にしてください。

ディスプレイ クラスタ全体でフレーム ロックを同期する

フレーム ロックを設定し、Showcase を OpenGL モードで起動した後は、ホストのフレーム ロックを有効にする必要があります。ディスプレイ クラスタの一部として使用する各クライアントに対し、それらのクライアントがホスト セッションに参加するときに、同じ操作を実行する必要があります。

  1. ホスト コンピュータで、[プレゼン] > [コラボレーション モード] > [ホスト セッション]を選択します。
  2. オンライン セッションをセットアップしてセッションに参加する」の説明に従ってホスト セッションをセットアップし、[ホスト セッション]ウィンドウで[ハードウェア フレームロックを有効化]を選択します。
  3. ディスプレイ クラスタの一部として使用される各クライアント コンピュータから、Autodesk Showcase を起動し、[プレゼン] > [コラボレーション モード] > [セッションに参加]を選択します。
  4. [セッションに参加]ウィンドウで[ハードウェア フレームロックを有効化]を選択します。

フレーム ロックなしでの作業

フレーム ロックを使用するために必要とされる要件が満たされていない場合でも、[ホスト セッション]ウィンドウで[ソフトウェアの同期の有効化]を選択して、ホストとクライアントの同期状態を改善することができます。

以下に示すようなその他の場合には、フレーム ロックや同期は不要です。