環境イメージ ファイルを取得したら、以下の手順に従って、Autodesk Showcase で各自の環境に必要な IBL マップを生成します。
これらの一連の手順は、ジオメトリ バッググラウンド(イメージがマップされている)を使用したライティングを行う場合でも、無限バックグラウンド(イメージが無限に遠い)を使用したライティングを行う場合でも、同じです。どちらの場合も、「カスタム環境のイメージを作成または取得する」で説明しているように、最初にイメージを準備する必要があります。
- 環境インタフェースがまだ表示されていない場合は、[E]を押して(またはをクリックして)、環境インタフェースを表示します。
- 環境インタフェースの最上部にある[]をクリックします。
- ドロップダウン メニューから作成する環境のタイプを選択します。
- ファイルを参照して、「カスタム環境のイメージを作成または取得する」に記載されている条件を満たす HDR パノラマ イメージを選択します。
しばらくすると、[ライティング環境およびバックグラウンドのプロパティ]ウィンドウが開き、選択した環境イメージのプレビューが表示されます。
- HDR イメージのライトの状況([]など)を示す[]ドロップダウン ボックスから、プリセットを選択します。詳細については、「ライティング環境およびバックグラウンドのプロパティ ウィンドウ: ライティング タブについて」を参照してください。
- []をクリックして、ディレクショナル ライトを HDR イメージの太陽または最も明るいスポットに合わせます。[]をクリックして、光沢のある(できれば)丸いオブジェクトに反射している太陽を[Ctrl]キーを押しながらクリックすると簡単に実行できます。
- []を 0 まで下げ、バックグラウンドができるだけリアルに見えるように[]を調整します。この時点でモデルは、シーンの主光源が何か(雲など)に遮られているかのように見えているはずです。詳細については、「ライティング環境およびバックグラウンドのプロパティ ウィンドウ: ライティング タブについて」を参照してください。
- アンビエント シャドウを確認して、必要に応じて調整します。詳細については、「アンビエント シャドウを追加する」を参照してください。
- モデルが適切にライトを受けるように、[]を再び徐々に上げます。この際、光源に向いているオブジェクトが必要以上に明るくならないようにします。
- 作成されたディレクショナル シャドウを確認します。暗さが十分でない場合、または暗すぎる場合は調整します。詳細については、「環境ライトおよびシャドウを調整する」を参照してください。
- []をクリックして作成した環境をシーンの環境に保存するか、[]をクリックしてカスタム フォルダに保存します。
[環境を作成]ウィンドウは開いたままになっているので、環境に関する設定を調整することや、新しい設定で環境を再作成することができます。
