ここでは、Autodesk Showcase 2011 のリリースと比較して、Autodesk Showcase 2012 に新しく追加された新機能および強化された機能をすべて紹介します。
Showcase 2011 で導入された新機能の一覧については、http://www.autodesk.com/showcase-helpdownload-jpn から該当するリリースのオンライン ヘルプを参照してください。
これらの機能やその他の機能について改善のご提案があれば、次のリンク先からご意見をお寄せください。
テンプレートは、環境、ショット、スライド、動作、表示スタイルといった要素を事前に設定した、すぐに使い始めることのできるシーンで構成されています。テンプレートには、モデルは含まれていません。テンプレートは、作成済みのモデルを使ってシーンをすばやく簡単に組み上げることができるようにするためのものです。詳細については、「テンプレートを使用してファイルを読み込み、シーンを作成する」を参照してください。
Showcase のクイック スタート ウィザードを使用することにより、実際に Showcase シーンを作成しながら、Showcase のあらゆる機能に親しむことができます。Showcase を初めて使用する方にとって、このウィザードは Showcase の内容を短時間で把握するのに役立ちます。Showcase に詳しい方にとっても、自分でいろいろ試すよりもこのウィザードを使用した方が、特定の目的をより迅速に達成することができます。また、このウィザードを使用しなければ気付かない機能やワークフローがあるかもしれません。詳細については、「クイック スタート ウィザード」を参照してください。
[シーンを開く/作成]ダイアログ ボックスを使用すると、直観的にわかりやすく、シーンを作成したり、既存のシーンやサンプル シーンを開いたり、テンプレートにアクセスできます。詳細については、「[シーンを開く/作成]ダイアログ ボックスを使用する」を参照してください。
以前に Showcase 2011 の初期画面にあった重要なリンク([ラーニング動画]、[Showcase コミュニティ] (Area)、および[キーボード ショートカット])には、[ヘルプ]メニューから直接アクセスできるようになりました。
Showcase のオンライン ヘルプのリンク先が次の Web サイトになりました。
http://download.autodesk.com/global/docs/showcase2012/ja_jp/
また、次のサイトからいつでもコンピュータにヘルプをインストールできます。
http://www.autodesk.com/showcase-helpdownload-jpn
詳細については、「オンライン(既定)からローカル ヘルプへの切り替え」を参照してください。
また、ヘルプの構成が見直され、最上位レベルのトピックが増えており、目的の項目が見つけやすくなっています。
Web 上のカスタマイズ ヘルプも Showcase から参照できるようになりました。この URL は、次のとおりです。
http://www.autodesk.com/showcase-sdkdoc-2012-jpn/
このヘルプは、CHM (Microsoft Compiled Help format)形式ではなく HTML 形式です。現在のところ、Internet Explorer、Firefox、および Safari のみが正式にサポートされています。このヘルプは、次のサイトから zip 形式のパッケージをダウンロードして、ローカルで参照することもできます。
http://www.autodesk.com/me-sdk-docs(英語)
このリリースでは、使いやすさを向上させるために Python リファレンス マニュアルに数多くの改善が加えられ、開発者用のガイド ドキュメントにも若干の更新がありました。
サンプル シーンは、[ファイル]メニューから直接使用できるようになりました。[ファイル] > [サンプル シーンを開く]を選択します。
相互運用性の詳細については、「シーンのモデルを準備する」を参照してください。
[表示スタイル]メニューは、外観プリセットを開く一連のショートカットです。このショートカットを使用して、シーンの外観を速やかに変更できるようになりました。詳細については、「表示スタイルを使用する」を参照してください。
この機能には、非フォトリアリスティック レンダリング(NPR)スタイルが含まれています。このスタイルは、スタイル インタフェースの[アブストラクト]セクションから利用できます。
また、スタイル インタフェースの[リアリステック]セクションでレイ トレーシングのアイコンを選択して、レイ トレーシングをオンにすることもできます。その他にも、[表示スタイル]から、[法線]、[アンビエント シャドウ]、[テッセレーション]の各プリセットを利用できます。
このリリースには、Autodesk 3ds Max や Autodesk Inventor など他のオートデスク アプリケーションでおなじみの SteeringWheels という機能が組み込まれています。SteeringWheels はホイールとも呼ばれ、ナビゲーション ツールが 1 つのインタフェースに統合されているため、作業時間を節約することができます。ホイールは、さまざまなビューでモデルのナビゲートやモデルの方向の設定を行えるタスク固有のツールです。詳細については、「SteeringWheels を使用する」を参照してください。
SteeringWheels を新しいウォーク ゾーン機能(次のセクションを参照)と組み合わせて使用して、シーン内のウォークをシミュレートします。
ウォーク ゾーン機能を利用して、表示オブジェクトおよび環境フロアに基づいて、シーン内にウォーク可能な領域を生成できます。これは、階段や廊下のような通過可能な特性を持つ、大規模で臨場感のある没入型のシーンに役立ちます。ウォーク ゾーンは、SteeringWheels ウォーク モードまたはキーボードの矢印キーに対応します。詳細については、「ウォーク ゾーンを生成する」を参照してください。
スナップ機能を利用することにより、オブジェクトをシーン内の他のジオメトリにスナップできます。この機能が役に立つのは、オブジェクトをシーン内の別のポイントまたはエッジにすばやく移動したい場合です。詳細については、「オブジェクトをスナップする」を参照してください。
Autodesk マテリアルのサポート(前出のセクション「相互運用性」を参照)のほか、このリリースには、以下の新機能が追加されています。
[ムービーを保存]ウィンドウに、YouTube にアップロードできるムービーを作成するためのボタンが用意されました。詳細については、「1 つまたはすべてのショットの YouTube ムービーを作成する」を参照してください。
3Dconnexion SpaceNavigator™ 3D マウスがサポートされるようになりました。詳細については、「3Dconnexion SpaceNavigator 3D マウスを使用する」を参照してください。