ビュー角度の反射率の設定
 
 
 

ビュー角度の反射率の設定

さまざまな種類のマテリアルは、表示する角度に応じてさまざまに反射します。たとえば、フラットなサーフェスを正面から見た場合にはほとんどあるいはまったく反射が表示されなくても、斜めからサーフェスを見ると、反射がはっきり表示される場合があります。この効果は、フレネルとも呼ばれています。

反射率

表示される角度によって反射率が変化するかどうかを指定するには、[反射率]メニューを使用します。

ビュー角度によって異なる: 反射は、横から見たサーフェス部分で強くなり、正面から見たサーフェス部分では弱くなります。反射率グラフを使用してこの効果を調整します。

サーフェス全体にわたって一定: 反射の明るさは、サーフェス全体にわたって一定です(既定値)。その他の反射率コントロールは無効になります。

反射率グラフ

ビューの角度と反射の量を関連付ける数学関数は、"フレネル関数" と呼ばれています。この関数では、[バイアス]、[スケール]、[累乗]という 3 つのパラメータが使用されます。4 番目のパラメータ[最大]は、反射率が一定の数値を超えないようにするためのものです。

この式は、反射率=バイアス+(スケール*(1.0-cos(ビューの角度))**累乗)となります。これらの値を直接入力するか、反射率グラフを使用してフレネル関数を変更することができます。グラフの曲線を変更すると、ビュー内のマテリアルの外観が更新されます。

ハンドルをクリックして移動すると、反射率を変更できます。グラフの左側には、正面("中心")から見たときにマテリアルがどの程度反射するかが表示されます。右側には、斜め("エッジ")から見たときにマテリアルがどれくらい反射するかが表示されます。