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ポーズの概要

 
 
 

[ポーズ ツール]トレイ内のツールを使用して、モデルやモデルのコンポーネントを変換、スケール、および変形することができます。

たとえばポーズ ツールを使用して、キャラクタ モデルをさまざまな位置やスタンスに配置したり、コンポーネントを変形したり、コンポーネントの縦横比を変更することができます。非キャラクタ モデルは、それぞれのコンポーネントを移動、ベンド、またはツイストすることにより、容易に変形したり加工することができます。

他のアプリケーション(Maya、3ds Max、Softimage など)でリグが設定されたスケルトンを備えているモデルは、FBX ファイル形式を使用して読み込んだりポーズすることができます。たとえば、さまざまなモーション テストを実行して、腕の縦横比によって指がキャラクタの顔に届くことが可能かどうかを特定する場合などです。

ジョイントの概要

Mudbox では、ジョイントを使用してモデルをポーズしたり変形することができます。モデルにジョイントを配置することにより、定義する関連コンポーネント(腕、足、脚など)を回転、変換、および変形することができます。

ジョイントによって、[ポーズ]ツールを使用したときにモデルを変形できるポイントが定義されます。人間の膝の関節が回転して脚の下側の関連パーツ(すね、足、つま先)が動くのと同じように、モデルに配置するジョイントは、どのようにしてモデルを目的のポーズにさせることができるのかを定義します。ジョイントに関連付けられた個々の頂点(およびそれぞれの関連するフェース)は 1 つのユニットとして動くことができます。

ジョイントはモデルをさまざまな位置に変形したりポーズするために重要であり、スカルプト ツールだけの使用では難しい方法でモデルの縦横比やスケールを変更することもできます。

モデル上の 1 つのジョイントを使用してシンプルなポーズを作成したり、複数のジョイントおよびジョイントの階層を作成して、モデルをより複雑なポーズに変換することができます。

ジョイントのポーズの概要

Mudbox で作成されたジョイントをポーズしたり、モデルとともに読み込まれたジョイントをポーズすることができます。すべてのポーズ操作は、現在のカメラの位置を基準にして実行されます。

[ポーズ]ツールを選択し、ハイライトした領域をドラッグしてポーズします。これによって、現在のカメラ ビューに対して法線である回転軸を基準にして、選択された領域が回転します。

ハイライトした領域を中央ボタンでドラッグすると、その領域がカメラの表示平面内を移動します。

ジョイントを直接クリック アンド ドラッグすると、現在のカメラ ビューを基準にして平面に横たわる垂直軸と水平軸を中心にコンポーネントが回転します。

ジョイントを中央ボタンでドラッグすると、選択された領域が縦横比を保たずにスケールされ、[Shift]キーを押しながら中央ボタンでドラッグすると縦横比を保ったままスケールされます。

ウェイト領域を除くすべてのモデルをポーズするには、[Ctrl]キーを押しながらポーズします。

関連トピック

[ポーズ ツール]トレイ

ジョイントを作成する

モデル コンポーネントをポーズする

ジョイントのピボットの位置を調整する

ジョイントの影響範囲を調整する

ポーズ ツールのプロパティ

ポーズをトラブルシューティングする