でアイテムの上にカーソルを置くと、アイテムが修正可能になります。スカルプト ツールをモデルにわたってストロークすると、その影響を受ける頂点が自動的に選択されて変更されます。
操作によっては、モデル上のアイテムを明示的に選択する必要があります。その際には、[選択/移動ツール]トレイのツールを使用します。
選択ツールによって、フェースやモデル全体を選択することができるため、次の操作が可能になります。
- 内のオブジェクト(モデル)を移動、回転、またはスケールする。
- シンメトリ機能のおよびの対称軸を指定する。
- 内のフェースやモデル全体を非表示にして、複雑なモデルを操作しているときのインタラクティブなパフォーマンスを向上する。
- 選択したモデルを個別のファイルに書き出す。
フェースを選択する
- ツール トレイの領域で、タブをクリックします。
- トレイで、選択ツールをクリックします。
- で、選択するフェースの上でドラッグします。
- フェースの選択を解除するには、何もない領域でクリックします。
注:
現在のスカルプト ツールを終了せずにフェースを選択するには、選択内容をスカルプトする際に[V]キーを押し、作業が終了したら[V]キーを放します。この操作はすべてのツール番号のホットキー(1、2、3 など)で機能します。
現在のサブディビジョン レベルのすべてのフェースを選択する
- で、選択するサブディビジョン レベルでモデルの上にカーソルを置いて(目的のサブディビジョン レベルを表示するにはまたはを使用)、を押します。
オブジェクトを選択する
- ツール トレイの領域で、タブをクリックします。
- トレイで、選択ツールをクリックします。
- で、選択するオブジェクトをクリックします。
注:
2 つ以上のオブジェクトを選択すると、トランスフォーム ツール(、、)によって、それらのオブジェクトが共通ピボット(アクティブ オブジェクトのピボット)の周囲で 1 つのグループとして変換されます。非比例スケーリングは各オブジェクトのローカル スペースに制限されます。
[X]ホットキーを押して複数のオブジェクトをドラッグして変換する場合は、他のオブジェクトが選択されていても、一度に 1 つのオブジェクトが変換されます。
フェースまたはオブジェクトを選択解除する
- で、何もない領域をクリックします。
選択セットを作成、選択する
モデルに対して選択したコンポーネントのセットを作成しておいて、後でそれらのアイテムをまとめてすばやく選択できます。
たとえば、モデルの特定領域にあるフェースの選択セットを作成しておいて、作業の際にそれらを繰り返しフリーズしたりフリーズ解除できます。選択セットによって、この領域をカスタム選択として定義できます。
さらに、複数のポリゴン メッシュを Mudbox に読み込む前に 1 つのモデルに結合した場合、各コンポーネントを選択することは難しくなります。選択セットを作成すれば、Mudbox で結合されたモデル上の領域を簡単に選択できます。
注:Autodesk Maya では、選択セットはセットと呼ばれ、.fbx ファイルまたは .obj ファイルで書き出すことができます。Autodesk 3ds Max では、それらを選択セットとして参照します。Maya からモデルを書き出す際にセットを保持するには、を選択します。をに設定し、のをオンにして、をクリックします。Mudbox では、FBX を使用して書き出す際には選択セットは書き出されません。Maya からのモデルの読み込みに関する詳細については、「
Maya からモデルを読み込む」を参照してください。
Mudbox では、選択セットはに表示され、モデルとともに .mud ファイルの一部として保存されます。
- で、選択ツールまたは選択ツールを使用して、選択セットに含めるモデル上のコンポーネントを選択します。
- メイン メニューから、を選択します。
- 表示されるウィンドウに選択セットの名前を入力し、をクリックします。
その選択セットが内のアイテムのリストに表示されます。
- 選択セットを選択するには、内でその名前をクリックします。
