- (Mudbox で)レイヤ ウィンドウで、書き出すレイヤが含まれているペイント チャネルを選択します。たとえば、、、などです。
- チャネルまたはレイヤの 1 つを右クリックして、を選択します(またはウィンドウ メニュー ボタンから >を選択します)。
- ウィンドウが表示されたら、フォルダを選択し、ファイル名を入力して、をクリックします。
複数のペイント レイヤが含まれているペイント チャネルが 8 ビットの(RGBA) .psd ファイルとして書き出されます。Photoshop が自動的に起動し、[キャンバス]ビューにファイルが表示されます。
注:
Photoshop が自動的に起動しない場合は、「ペイント レイヤをトラブルシューティングする」を参照してください。
テクスチャが複数の UV タイルで構成されている場合には、タイルごとに別の .psd ファイルが作成されます。原点タイルのファイル名(U0, V0)は、指定したファイル名に類似した名前になります。非原点の UV タイル ファイルでは、タイルの位置がファイル名に付加されています。たとえば、<レイヤ名>_unumber_vnumber がファイル名に付加されます。number はそのタイルの UV 空間内の開始ポイントを指定します。
- (Photoshop) Photoshop が自動的に起動しなかった場合は、Mudbox から書き出した .psd ファイルを開きます。
Photoshop のレイヤー ウィンドウ(ホットキー: [F7])に、Mudbox から書き出したペイント レイヤの他に 2 つのレイヤが表示されます。レイヤがレイヤ スタックの最上位に置かれ、レイヤが最下位に置かれます。
- Mudbox Base Mesh (Locked): 選択したペイント レイヤと位置合わせされる、モデルのベース サブディビジョン レベルでの表示に基づく UV テクスチャ座標のイメージが含まれているレイヤ。このレイヤは、テクスチャの作成および編集作業で視覚的なリファレンスとして使用することを意図しており、Photoshop
でオンまたはオフにすることができます。その他の場合、このレイヤはデフォルトでロックされており、変更すべきではありません。
- Paint layer name <n>: 書き出したペイント チャネル内のレイヤが、それぞれのレイヤ名とともに表示されます。Mudbox で設定したレイヤ ブレンド モード、不透明度、可視性、またはロック設定は、Photoshop でファイルを開いたときも維持されます。
Mudbox のペイント チャネルを書き出したときに、解像度が異なるペイント レイヤや異なるファイル形式が含まれていた場合には、書き出されたチャネル内で最も解像度が高いイメージと同じ解像度に、イメージがスケールされます。読み込み時にスケールされたイメージは、その後、を使用してペイント チャネルが Mudbox に再読み込みされたときに、元の解像度、ビット深度、およびファイル形式に戻されます。
- Mudbox <チャネル名> Background: このレイヤには、書き出された Mudbox ペイント チャネルの名前と、デフォルトのマテリアル バックグラウンド カラーの拡散カラーが含まれています。このレイヤは、テクスチャの作成および編集作業で視覚的なリファレンスとして使用することを意図しており、Photoshop
でオンまたはオフにすることができます。その他の場合、このレイヤはデフォルトでロックされており、変更すべきではありません。
Photoshop で作業する場合には、どのレイヤの可視性でもオンまたはオンにすることができますが、これらの設定はファイルが Mudbox に再読み込みされるときには無視されます。
注:
Photoshop でファイルを扱う場合には、角括弧(<>)内のレイヤ名、文字、または数字は変更しないでください。レイヤの名前または数字の文字列を編集すると、レイヤが再度 Mudbox に読み込まれなくなります。
一般的に、チャネルの書き出しおよび読み込みワークフローでは、元のレイヤを削除したり順序を変更したり、または最初に書き出された状態からレイヤ ブレンド モードや不透明度設定を変更しないようにする必要があります。このような変更を行うと、Mudbox
へのファイルの再読み込みができなくなります。
- レイヤの順序を変更しないようにしながら、Photoshop のツールを使用して、必要に応じて[ペイント レイヤ]でペイント作業または編集を実行します。
注:
ファイル内で他のペイント レイヤを作成することもできますが、それらは Mudbox から書き出したファイル内に存在した元のペイント レイヤにマージする必要があります。マージしないと、追加されたそれらのレイヤは、Mudbox に再読み込みされるときに無視されます。
- Photoshop の作業が終了したら、を選択してファイルを保存します。
- (Mudbox で)レイヤ ウィンドウで、チャネルまたはレイヤの 1 つを右クリックして、を選択します(またはウィンドウ メニュー ボタンから >を選択します)。
ブラウザ ウィンドウが表示されます。
[チャネルを PSD から読み込み]を使用して、Mudbox で元のファイルに .psd ファイルを読み込むと、ペイント レイヤで行われた編集が判別され、書き出し後に変更されたレイヤだけが読み込まれ、必要に応じてスケールされ、元のビット深度に変換されます。およびレイヤの内容は、再読み込み時には無視されます。
注:
複数の UV タイルが含まれたペイント チャネルを再読み込みすると、Mudbox では UV タイルごとに 1 つの .psd ファイルをロードするよう試みます。指定された .psd ファイル名を通常どおり選択すると原点タイル(U0, V0)がロードされ、関連付けられている非原点タイルがその後自動的にロードされます。非原点タイルの
.psd ファイルがない場合は、無視され、関連付けられている UV タイルは Mudbox で更新されません。
- Mudbox でファイルを保存して、ペイント チャネルのペイント レイヤと関連付けられている元のテクスチャ ファイルで、Photoshop で行った編集が更新されるようにします。