ライトはシーンでオブジェクトを照らし、スカルプトしたモデルのフォームを正確に評価するのに役立ちます。ライトの輝度(強度)およびカラー プロパティ(拡散カラー)を変更し、シャドウを付けるかどうかを定義できます。にはデフォルトのライトがありますが、追加のライトを作成できます。
次の 3 種類のライトがあります。
- : ポイント ライトの光源は、空間上の微小な点からライトをあらゆる方向に均一に放射します。ポイント ライトは多くの場合、白熱光源をシミュレートするために使用します。
- : ディレクショナル ライト光源は、かなり遠く離れたポイント ライト光源をシミュレートします。その光線は、無限大の平面から垂直に放射されているかのように互いに平行になります。ディレクショナル ライトは多くの場合、太陽のような光源をシミュレートするために使用します。
- : イメージ ベースド ライトの光源では、指定する環境イメージを基にしたライティングをシミュレートし、一般的には他のライトの種類に比べてより均等なイルミネーションが得られます。では、一度に 1 つのみイメージ ベースド ライトを使用できます。ハイ ダイナミック レンジ イメージ(HDRI)がサポートされており、数個の HDR イメージのサンプルが次のフォルダから使用できます。
- (Windows) <ドライブ>:¥My Documents¥Mudbox¥<バージョン>¥data¥Textures¥Lightprobes
- (Mac OS X) /Users/<ユーザ名>/Library/Application Support/Autodesk/Mudbox <バージョン>/textures/Lightprobes
- (Linux) /home/<ユーザ名>/Mudbox/<バージョン>/Textures/Lightprobes
ヒント:インタラクティブなパフォーマンスを向上させるには、内のライトの数を最小に維持します。
ライトを作成する
- を選択し、リストから、、またはを選択します。
にライトが作成され、に表示されます。
ライトのプロパティを編集する
次のいずれかを実行します。
- でライトを選択し、ウィンドウでそのプロパティを編集します。
- のライトを右クリックし、を選択します。ウィンドウでプロパティを編集します。
ライトを移動または回転する
次のいずれかを実行します。
- ライトの変換プロパティの編集: ウィンドウ メニューで、オプションをオフであることを確認します。ウィンドウにライトの変換プロパティが表示されるよう、でそのライトの名前をクリックします。ライトの X、Y、Z のまたはプロパティを、ウィンドウのセクションで編集します。
注:ために、項目の変換の完了時にウィンドウ メニューのオプションをオフであることを確認します。
- ライトの変換マニピュレータの使用: でライトを選択し、ウィンドウのオプションをオンにします。に表示される変換マニピュレータをドラッグし、必要に応じてライトを移動または回転します。
注:
ポイント ライトの光源には移動変換マニピュレータしかありませんが、ディレクショナル ライトおよびイメージ ベースド ライトには回転変換マニピュレータもあります。
- ホットキーの使用: でライトを選択し、次のようにスタイラスまたはマウスの左または右ボタンを押しながら、キーを押し、でクリック アンド ドラッグします。
+左ボタンのホットキーを使用すると、ドラッグする方向に、現在の位置から相対的にライトを回転できます。光源を回転すると、モデルにバックライトを当てる場合に、またはの光源を回転する必要がある場合に便利です。
+右ボタンのホットキーを使用すると、でクリックした場所からすぐに向きを変えるようライトを回転することができます。このオプションは、スカルプトするときに頻繁にモデルをタンブルしたり、ライトの方向をすばやく更新してモデルのサーフェスを評価する場合に便利です。
ライトの名前を変更する
- のライトを右クリックし、表示されるメニューからを選択します。
- ライトの新しい名前を表示されるウィンドウに入力し、をクリックします。
ライトを削除する
- のライトを右クリックし、表示されるメニューからを選択します。
注:
シーンには、常に光源が 1 つは存在している必要があります。デフォルトであるかどうかにかかわらず、シーンに 1 つしかライトがない場合は、そのライトを削除できません。