Viewer ウィンドウの表示/非表示を切り替える

 
 
 

Properties ウィンドウ内の Visibility プロパティと Visibility Inheritance プロパティを使用して、Viewer ウィンドウ内のオブジェクトの表示または非表示を切り替えることができます。

Properties ウィンドウ A. VisibilityB. Visibility Inheritance

Visibility

Visibility プロパティの動作は、既定で継承されます。階層の子は、可視性を親から継承します。Visibility チェックボックスをオフにして階層のペアレントの Visibility プロパティをオフにした場合、子の Visibility プロパティがオンであっても、階層全体がビューアで非表示になります。

この既定の動作を変更するには、MotionBuilder のプログラム ファイル内にある <マシン名>.Application.txt という設定ファイルを検索します。Visibility Inheritance オプションは、ユーザの好みを反映するように変更できます。

ヒント:Shift キーを押しながら V キーを押して、Viewer ウィンドウで選択したオブジェクトの可視性を切り替えます。

Visibility Inheritance

ユーザは、このオプションをオンまたはオフにすることで、各オブジェクトの継承動作をコントロールできます。オブジェクトの Visibility Inheritance をオフにすると、そのオブジェクトの下位にあるオブジェクトは、親の動作を反映しなくなります。このプロパティは、継承動作が階層の下位に伝わらないようにするのに役立ちます。

注:以前のバージョンの MotionBuilderで保存されたシーン ファイルは、Visibility Inheritance が既定でオフになります。MotionBuilder 2013 で作成したオブジェクトは、パフォーマンスを最適に保つために、このプロパティが既定でオンになっています。