Edge Display 領域

Edge Display 領域では、選択したモデルに使用するエッジ設定のタイプを有効にすることができます。

Display Edges 領域のボタンのリストから描画するエッジを選択するには、Edge Display 領域のオプションをオンにします。一度に複数のエッジを選択できます。

Edge タイプ	エフェクト
All Edges	ポリゴンエッジを含むすべてのエッジを表示します。このエッジは、各ポリゴンを表示するためか、他のシェーダと組み合わせて特殊なエフェクトを出すために使用します。
Surface Edges	オブジェクトのエッジを表示します。
Outline Edges	カメラから見たオブジェクトの輪郭にエッジを描画するには、Outline Edges をオンにします。オブジェクトが回転すると、エッジは曲率に従って変化します。
Antialiasing	選択したエッジにアンチエイリアスされたエッジを追加するには、アンチエイリアシングをオンにします。たとえば、以下の図は、アンチエイリアシングを使用せずに描画したエッジとアンチエイリアシングをオンにしたエッジの違いを示しています。オブジェクトは両方ともに、線の幅を 4.0 にし、Flat シェーダに Edge Cartoon シェーダを重ねて適用しています。Antialiasing オプションでは、オブジェクトのマテリアルカラーまたはマテリアル設定で適用したカスタムマテリアルを使用します。Edge Cartoon シェーダとともに Flat シェーダを適用した場合、Flat シェーダが Material Color に設定されていることを確認してください。

アンチエイリアシング A. アンチエイリアシングのない場合 B. アンチエイリアシングを使用した場合

マージフィールド

選択したエッジを描画する前に平面を互いにマージするには、マージフィールドオプションを使用します。マージの動作は、選択したオブジェクトが、MotionBuilder にロードする前に、どのように作成されたかによって異なります。

たとえば、上の図の A では、各エッジに異なる頂点が使用されているため、平面が交差していない立方体です。上の平面と横の平面は接続されていないので、選択したエッジが Outline Edges のみの場合は、エッジが描画されません。

上の図の B では、マージが Merge in Model に設定されています。このオプションを使用すると、オブジェクト側に 3 つの異なるポイントの情報があった場合でも、立方体の 3 つの平面が同一のポイントを使用していることを検出します。立方体の輪郭が正しく描画されています。

次の 3 つのマージオプションがあります。

Merge オプション	エフェクト
No Merge	マージを無効にします。
Merge in Model	シェードされたオブジェクトの同じ位置で頂点を検出します。
Merge All	Edge Cartoon シェーダを使用しているすべてのオブジェクトを調べて、位置が一致する頂点を検出します。これは、2 つのオブジェクトが重なっている場合に、同一のエッジで描画されることを意味します。

Merge Tolerance

Merge Tolerance フィールドに値を入力して、サーフェスがマージされる頂点間の最大距離を検出します。