カメラの注視点

 
 
 

カメラの注視点とは、カスタム カメラを追加したときに生じるヌル 要素です。これは、「視点」とも呼ばれます。カスタム カメラを追加すると、実際には、カメラ自体を示すカメラ 要素と、カメラの注視点を示す専用のヌル 要素が追加されます。

カメラを追加すると、カメラはシーンの中央を外れた場所に配置され、カメラの注視点は常に中央に置かれます。カメラの焦点は常に、カメラの注視点です。カメラを移動させても、カメラの注視点の被写体は変わりません。

以下の図のようなビューのモードでは、端に「+」記号が付いた点線がカメラから出ているのが見えます。この「+」記号はカメラの注視点または焦点で、点線はカメラ ビューのパスを示します。

A.カスタム カメラ B. カメラの注視点

また、カスタム カメラではカメラの注視点を選択できます。このカメラ注視点をカメラと別個にアニメーション設定をしてカメラの動きを作成できます。Properties ウィンドウは、選択したカメラの注視点のアトリビュートを表示します。カメラの向きを変える唯一の方法は、カメラの注視点を移動することです。

注:

同じカメラでカメラの注視点を変更すると、向きが狂うことがあります。Producer カメラを選択して、変更中のカメラの注視点を確認してください。