HUD 要素を理解する

 
 
 

HUD 要素は 14 個あり、これらを HUD アセットに追加して、シーンに関する追加情報(静的および動的)を Viewer に表示することができます。

Text Content プロパティ テキスト ボックスに入力するテキスト「HUD 要素のプロパティ」のセクションを参照してください。
Texture イメージ、イメージ シーケンス、またはビデオ
Rectangle バックグラウンド、もしくは静的コンテンツまたは動的コンテンツのマスクとして使用可能なベクトル グラフィック
Flash .swf ファイル形式で保存されるフラッシュ アニメーション
Record Light レコード ライト
Texture HUD 要素
イメージ、イメージ シーケンス、またはビデオ( File > Import Video )を読み込むと、 Navigator ウィンドウ > Textures フォルダの下に表示されます。

HUD Texture 要素からのテクスチャを Viewer に表示するには

  1. Texture プロパティの ボタンをクリックします。

    読み込まれたすべてのテクスチャを含む Textures フォルダが表示されます。

  2. テクスチャのチェックボックスをオンにします。

または、 Navigator > Textures フォルダからテクスチャをドラッグして Viewer にドロップします。

Flash HUD 要素

HUD Flash 要素のフラッシュ アニメーションを Viewer に表示するには

  1. Flash File Path プロパティの ボタンをクリックします。

    Open Directory ウィンドウが表示されます。

  2. フラッシュ アニメーション(.swf 形式)を選択します。
  3. Open をクリックします。
Record Light HUD 要素
レコード ライトを使用すると、ステージ オペレータはシーンのレコーディング状態を把握することができます。既定では、レコード ライトの色はグレーです()。この色が変化してレコーディングの段階が表示されます。
レコード ライトの色 表示させるためにクリックする Transport Controls のボタン 意味
緑() Record レコーディングの準備完了
赤() Play レコーディングが進行中
白い×印のある赤() Stop レコーディングは停止、MotionBuilder はレコーディング後のプロセスでビジー。レコーディング後のプロセスの後、レコード ライトはグレーに変わります(既定の状態に戻ります)。

次の表に、動的 HUD 要素と Viewer に表示される情報を一覧表示します。

EditTime フレームまたは Timecode での編集タイムラインの現在の時間
EditFrame 既定の、フレームでの編集タイムラインの現在の時間
ActionTime フレームまたは Timecode でのアクション タイムラインの現在の時間(最低値は 0 で、最大値はシーンの長さ)
SceneFrameRate 選択されている 1 秒あたりのフレームレート(fps)。fps は重いシーンでは下がり、軽いシーンでは上がります。スムーズな再生ができるように可能な最高のフレーム レートを最適化します。
TakeName 現座のテイクの名前です。値は数字または文字列になります。
CameraName HUD が属するカメラの名前です。
CameraFocalLength HUD が属するカメラの焦点距離です。
SceneName 現在のシーンの名前です。
FreeMemory システムの空きメモリです。重いシーンをロードできるかどうかの判断に役立ちます。

オブジェクトのプロパティ(立方体、キャラクタ、ステレオ カメラなど)を HUD 要素に追加し、シーンでプロパティの値を参照することもできます。