ライトの追加と削除

シーンを光で照らして特別なエフェクトを作り出すには、ライトを使用します。ライトは、舞台などで使用する実際のライトとまったく同じように振る舞いますが、オブジェクトの内側など、どんなところにでも配置できる点が現実とは異なります。

シーンにライトを追加するには、Asset Browser の Elements フォルダから Viewer ウィンドウに Light アセットをドラッグします。新しいライトが Lights フォルダに追加されます。

グローバルライト(Global Light)が消え、追加されたライトが、デフォルトで Point Light となります。たとえば、次の図では、デフォルトのグローバルライト(A)と追加した Point Light (B)によって照らされるシーンを示します。

デフォルトライトと追加ライト A. グローバルライト B. 追加した Point Light

ヒント:

ライトの名前を変更するには、Lights フォルダでライトを右マウスボタンでクリックして、コンテキストメニューから Rename を選択します。

シーンからライトを削除するには、Scene Browser の Lights フォルダにあるライトを右マウスボタンでクリックし、コンテキストメニューから Delete を選択します。Viewer ウィンドウでライトを選択し、Delete キーを押して削除することもできます。

注:

シーンにライトをいくつでも追加できますが、グラフィックスカードに制限があるため、最初の 8 個のライトエフェクトしか表示できません。

オブジェクトを照らさないライトを追加するには

Viewer ウィンドウまたは Scene Browser 内のライトを選択します。
Light Settings で、Cast Light On Object を無効にします。
このオプションを無効にすると、オブジェクトを照らさずに、シーン内でライトをエフェクトとして使用することができます。

たとえば、以下の図は、Cast Light On Object がオフのときとオンのときのモデルを示しています。

Cast Light On Object A. オフの場合 B. オンの場合

Cast Light On Object オプションをオンにすると、オブジェクトが照らされます。この設定をオフにすると、ライトエフェクトは存在しますが、オブジェクトには影響しません。また、Cast Light On Object を無効にすると、表示時間が短縮されます。

注:

デフォルトで、Cast Light On Object はオンになっています。

このエフェクトは、Selective Lighting Shader から取得することも可能です。詳細については、「Selective Lighting Shader Settings」を参照してください。