Character Settings ペインでは、選択したデータ ソースとキャラクタライズされたキャラクタの間のキャラクタ マッピングを調整できます。
Character Settings ペイン
Character Settings は次の主要領域で構成されています。
次の 4 つの入力タイプと 1 つの出力タイプから選択できます。
オプション | 機能 |
---|---|
Actor Input | Actor Input では、モーション ソースとして Actor を選択します。Actor は、キャラクタとモーション データ間のリンクとして使用されます。 |
Character Input | Character Input では、別のキャラクタをモーション データのソースとして選択することができます。たとえば、スケルトンにアニメーションがプロットされているキャラクタライズ済みのキャラクタをロードして、そのキャラクタを同じシーンの別のキャラクタを動かす入力ソースとして選択することができます。 |
Control Rig Input | Control Rig Input では、コントロール リグを使用して、キャラクタの操作、配置、およびキーフレーム化を行うことができます。コントロール リグを使用して、キーフレーム アニメーションの作成や既存のアニメーションの変更を行うことができます。キャラクタのスケルトンで既存のアニメーションを変更するには、まずコントロール リグを作成して、アニメーションをコントロール リグにプロットします。 |
Control Rig Output | Control Rig Output では、コントロール リグにモデルのスケルトンのアニメーションを転送して、アニメーションを編集できます。 |
Stance Input | [Stance Input]は選択したキャラクタをそのスタンスにリセットします。場合によっては、Mapping リストの再定義と再キャラクタライズをします。たとえば、キャラクタのボーンのロールが競合することにより異常なエンベロープ変形が発生した場合、2 つのキャラクタ間で再度マッピングを行う必要があります。また、ソースとマッピング先のモデルの大きさが極端に違う場合があります。このような場合、Stance Input を選択し、Characterize をオフにしてから、必要なボーンまたはジョイントをリストに再びドラッグし、Characterize をオンにします。 |
Active オプションを使用して、モデルと入力タイプおよびソースの間のリンクをアクティブにします。いったんアクティブにすると、Character Properties 領域内のオプションを使用して、キャラクタが入力ソースに対してどのように反応するのかを調整できます。
Active オプションはまたコントロール リグを有効にするため、Character Controls ウィンドウを使用してキャラクタのアニメートを開始できます。
Plot Character は、選択した入力ソースのアニメーションを、モデルのスケルトンまたはコントロール リグに転送します。
入力タイプおよびソースとして選択したものによって、Plot Character をクリックしたときのダイアログ ボックスに表示されるオプションが異なります。
たとえば、次の図では、入力ソースがアクターの場合は 1 番目のダイアログ(A)が、入力ソースがコントロール リグの場合は 2 番目のダイアログ(B)がそれぞれ表示されます。また、入力ソースがアクターまたは他のキャラクタの場合、モデルのスケルトンに直接プロットすることもできます。
異なる入力ソースのプロット オプション A. アクター入力ソース B. コントロール リグ入力ソース
Reset All Properties ボタンは、Character Settings ペインのすべてのマッピング オプションをデフォルト値にリセットします。ソルバ プロパティおよび定義プロパティをすべてリセットすることも、ソルバ プロパティまたは定義プロパティだけをリセットすることもできます。
ソルバ プロパティには Pull、Resist、Reach、Stiffness などがあり、定義プロパティには Hand Contact Positions や Feet Contact Positions があります。
Character Properties 領域では、選択したキャラクタと関連するすべてのプロパティを参照および調整できます。入力ソースに対してキャラクタがどのように反応するのか、コントロール リグがどのように動作するのか、手と足のフロア コンタクトがオンかどうか、そしてその他多くのプロパティを変更できます。
Default ビューと同じオプションが表示される Property ビューは 7 つあります。それぞれのビューは特定のプロパティを簡単に探せるように編成されています。たとえば、Pull ビューには、コントロール リグでプル(引っ張り)されるエフェクタに関連するプロパティだけが表示されます。
Property View メニューを使用して、処理したいプロパティを含むビューを選択します。また、[Editor]ボタンをクリックしてユーザ独自のビューの作成を開始することもできます。
[Character Settings]ペイン A.[Property Views]メニュー B. [Editor]ボタン
Character Properties 領域には、次の主要なプロパティ グループが含まれています。