コピー対インスタンス

 
 
 

複製(Duplicate)コマンドおよび特殊な複製(Duplicate Special)コマンドを使用すると、オリジナルの完全な複製または軽量なインスタンスを作成することができます。たとえば、たくさんの複製オブジェクトからなる軍隊や森を、それだけの実際のジオメトリを扱うためのメモリや CPU パワーを必要とすることなく作成することができます。

インスタンスは、ファイル システムにおけるエイリアスか、ショートカットか、シンボリック リンクのようなものです。つまり、オリジナルに戻る視覚的ポインタです。ただし、各インスタンスには独自のトランスフォーム ノードがあるので、独自の位置、回転、およびスケーリングを持つことができます。

インスタンスはオリジナルとのリンクを保持しているので、オリジナルのオブジェクトが変更されるとインスタンスも変更されます。オリジナル オブジェクトでの制御点を移動すると、すべてのインスタンスが自動的に更新されます。インスタンスには、それ自身の制御点はありません。

(アウトライナ(Outliner)ではインスタンスに独自のシェイプ ノードがあるように見えますが、これはオリジナル オブジェクトと共有されています)。

制限事項

関連項目