環境立方体(Env Cube)

 
 
 

6 つのイメージ ファイルを大きい(または無限大の)立方体内部の表面にマッピングして環境をシミュレートします。

レイ トレースを実行する時間がない場合、環境立方体(Env Cube)テクスチャを使用して、アニメーション再生中に移動するサーフェスに反射を生成します。環境立方体テクスチャではテクスチャ配置(Texture Placement)ボックス(テクスチャ配置ノード)が環境のジオメトリとして取り扱われるため、カメラ、サーフェス、環境の相対的なサイズや位置の変化が正しく認識されます。

たとえば、アニメートされたピカピカの車が道路を走ってゆく場合のサーフェスの反射をうまくシミュレートすることができます。このような処理はリフレクション マッピングと呼ばれます。

このテクスチャは作成(Create)バーにあります。テクスチャを使用するには、環境立方体(Env Cube)で反射をシミュレートするを参照してください。

無限サイズ(Infinite Size)

オンに設定すると、立方体の側面が無限に遠くにあるかのように、立方体内のイメージが反射されます。水平線や星空のような遠くのオブジェクトのイメージを使用する場合は、無限サイズ(Infinite Size)をオンに設定してください。部屋のインテリアのような近くのオブジェクトのイメージを使用する場合は、無限サイズ(Infinite Size)をオフにしてください。

右面(Right)左面(Left)上面(Top)下面(Bottom)前面(Front)後面(Back)

無限立方体の右面、左面、上面、下面、前面、後面にマップされるイメージ ファイル (立方体の前面は、前面の正投影ビューと向かい合います)。

注:Maya 2012 から、ビューポート 2.0 で立方体のテクスチャ データを立方体の個々の面に分割する必要がなくなりました。立方体の 6 面すべてを含む単一のファイル テクスチャを envCube ノードの右面(Right)アトリビュートに接続でき、この立方体マップ テクスチャは単一の立方体マップとして適切に読み込まれます。