クレータ(Crater)

法線の擾乱と 3D アトリビュート(カラーや透明度など)の擾乱を組み合わせて、プラトーとクレータの外観を作成します。クレータ(Crater)テクスチャには、3 つのコンポーネントアトリビュート(出力カラー RGB (Out Color RGB))と法線出力(出力法線 X、Y、Z (Out Normal X, Y, Z))があります。

このテクスチャは作成(Create)バーにあります。このテクスチャをテクスチャマップとして適用するには、2D テクスチャまたは 3D テクスチャをマップするを参照してください。

シェーカ(Shaker): シェーカ(Shaker)の値を大きくして既定のシェーカテクスチャにディテールを追加すると、かき乱されたように細かく変動します。バンプマップとして使用されている場合は、シェーカの値を大きくして、クレータと谷の数を増やしてください。
チャネル 1 (Channel 1)、チャネル 2 (Channel 2)、チャネル 3 (Channel 3): カラー値などの情報が渡される 3 つのチャネルです。カラーマッピングを使用して、チャネルに情報を渡すこともできます。
溶解(Melt): テクスチャの各カラー間にあるエッジ(境界)の柔らかさを調整します。溶解(Melt)の値を大きくすると、カラー間の境界がスムーズになります。
バランス(Balance): 3 つの擾乱カラーの比率を制御します。
周波数(Frequency): テクスチャのカラーが擾乱する周波数を制御します。

法線オプション(Normal Options) (クレータ(Crater))

注:

法線の深度(Norm Depth)、法線の溶解(Norm Melt)、法線のバランス(Norm Balance)、法線の周波数(Norm Frequency)の各アトリビュートが効果を持つのは、出力法線(Out Normal)アトリビュートがシェーダの法線カメラ(Normal Camera)アトリビュートに接続されている場合に限られます。

法線の深度(Norm Depth): テクスチャがバンプマップとして使用される場合に、クレータの深度を制御します。法線の深度(Norm Depth)の値を大きくすると、クレータが深くなります。
法線の溶解(Norm Melt): テクスチャがバンプマップとして使用される場合に、クレータのエッジの柔らかさを調整します。法線の溶解(Norm Melt)の値を大きくすると、クレータのエッジがソフトになります。テクスチャをアニメートすると、クレータのサーフェスが溶けるように見えます。
法線のバランス(Norm Balance): テクスチャがバンプマップとして使用される場合に、法線の最小擾乱と最大擾乱の比率を設定します。
法線の周波数(Norm Frequency): テクスチャがバンプマップとして使用される場合に、法線の変動の周波数を調整します。法線の周波数(Norm Frequency)の値を大きくすると、テクスチャの法線が頻繁に変動してさらにディテールが細かくなります。周波数(Frequency)の値を小さくすると、粗さが増します。