レンダーする前にファー レンダー設定を設定する

 
 
 

ファー レンダー設定は、ファーのレンダリング方法を定義するアトリビュートです。レンダーする前に、通常定義するレンダー設定(レンダー設定(Render Settings)ウィンドウを参照)に加えて、ファー固有のレンダー設定を定義する必要があります。

ファー レンダー設定(Fur Render Settings)を設定するには

  1. レンダリング(Rendering)メニュー セットで、ファー > ファー レンダー設定(Fur > Fur Render Settings)を選択し、適切なファー レンダー オプションを設定します。これらのオプションについては、ファー レンダー設定(Fur Render Settings)を参照してください。
  2. mental ray でレンダリングする場合は、レンダー設定(Render Settings)ウィンドウ(ウィンドウ > レンダリング エディタ > レンダー設定(Windows > Rendering Editors > Render Settings))の mental ray タブで精度(Quality)タブで精度プリセットを選択します。

    初期使用時には、制作: 急速なファー(Production: Rapid Fur)精度プリセット(Quality Preset)オプションを使用することをお勧めします。反射によりファーまたはヘアをトレースする場合は、制作: 詳細トレース(Production: Fine Trace)精度プリセット(Quality Preset)オプションを使用します。

    注:

    mental ray でレンダーする場合、レンダー設定(Render Settings)ウィンドウの機能(Features)タブで一次レンダラ(Primary Renderer)スキャンライン(Scanline)に設定すると、レイ トレーシング(Raytracing)がオフのときファーのレンダリングがより高速になることに注意してください。レイ トレーシング(Raytracing)がオンになっている場合、ファーのレンダリング速度は遅くなりますが、精度は高くなります。

ファー ディスクリプション(Fur Description)のレンダリング詳細(Render Stats)を設定する

各ファー ディスクリプションのレンダー設定を指定するには、該当するファー ディスクリプションの FurFeedbackShape ノードのレンダリング詳細(Render Stats)セクションにあるアトリビュートを使用します。mental ray for Maya でレンダーする場合のみ使用されるアトリビュートもあります。

ファー フィードバック(Fur Feedback)用のレンダリング詳細(Render Stats)を設定するには

  1. そのファー ディスクリプションに対応するアトリビュート エディタ(Attribute Editor)で、FurFeedbackShape ノードを選択します。FurFeedbackShape ノードが表示されていなければ、Ctrl+a キーを押します。
  2. FurFeedbackShape ノードで、レンダリング詳細(Render Stats)セクションに移動し、目的のアトリビュートをオンまたはオフに切り替えます。これらのアトリビュートについては、レンダリング詳細(Render Stats)を参照してください。

各ファー ディスクリプションごとの mental ray レンダー設定をセットアップする

mental ray を使用してファーをレンダーする場合は、各ファー ディスクリプションごとの mental ray レンダー設定を指定することが可能です。該当するファー ディスクリプションの FurFeedbackShape ノードの mental ray セクションにあるアトリビュートを使用します。

ファー フィードバック(Fur Feedback)に対する mental ray レンダー アトリビュートを設定するには

  1. そのファー ディスクリプションに対応するアトリビュート エディタ(Attribute Editor)で、FurFeedbackShape ノードを選択します。FurFeedbackShape ノードが表示されていなければ、Ctrl+a キーを押します。
  2. FurFeedbackShape ノードの mental ray セクションで、目的のアトリビュートを設定します。