エミッタ

 
 
 

エミッタは、アニメーションの再生に合わせて移動するパーティクル、または静止パーティクルを生成します。エミッタを使用して、煙、火、花火、雨などのオブジェクトを作成することができます。

Maya には次の種類のエミッタがあります。

NURBS サーフェスまたは NURBS カーブを選択して既定のエミッタを追加すると、すべての CV から放出を行うポイント エミッタが作成されます。CV のほとんどは、正確にはオブジェクトのサーフェス上にありません。一方、ポリゴン サーフェスを選択して既定のエミッタを追加すると、エミッタは、オブジェクトのサーフェスにあるすべての頂点上から放出を行います。

どのタイプのエミッタを作成した場合でも、パーティクル オブジェクトが自動的に作成され、エミッタに接続されます。接続されたパーティクル オブジェクトには、当初パーティクルはありません。アニメーションが再生されてエミッタがパーティクルを生成すると、接続されたパーティクル オブジェクトのパーティクル数が増えます。接続されたパーティクル オブジェクトのことを、放出されたパーティクル オブジェクトと呼びます。

エミッタと放出されたパーティクル オブジェクトとの接続は、空間的なリレーションシップではありません。放出されたパーティクル オブジェクトのアトリビュートは、放出されるパーティクルの外観やその他の特性を定義します。エミッタのアトリビュートは、放出されるパーティクルの初期位置、方向、量、および速度を制御します。