アニメーション プロジェクトの進め方

 
 
 

1 つのチームでアニメーションを制作すると同時に、別のチームでペイント エフェクト(Paint Effects)ストロークを含むモデル(髪の毛のある頭部など)を制作するようなプロジェクトを進めるときは、アタッチされたペイント エフェクト(Paint Effects)を含むモデルの参照と含まないモデルの参照という 2 つのアプローチがあります。

これらのアプローチは、プロジェクトの途中で採用することはできません。

ペイント エフェクト(Paint Effects)を含むモデルを参照するには

  1. 基本ポーズのモデルを作成します。
  2. 基本ポーズのモデルにストロークをペイントし、必要に応じてストロークを調整します。
  3. ペイント エフェクト(Paint Effects)ストロークを含む基本ポーズのモデルであることがわかる名前(BasePaintEffectsModel など)を付けてシーンを保存します。
  4. 新しいシーンを作成し、ペイント エフェクト(Paint Effects)ストロークを含むモデルで参照します(ファイル > リファレンスの作成(File > Create Reference))。
  5. 新しいシーンにアニメーションを追加し、アニメーション付きのモデルであることがわかる名前(AnimPaintEffectsModel など)を付けてシーンを保存します。
  6. ペイント エフェクト(Paint Effects) ストロークを含むモデルを使用する、ほかのシーンについて、手順 4 と 5 を繰り返します。

    基本ポーズのモデル上のストロークを変更すると、アニメーションが追加されたモデル上のストロークが自動的に更新されます。

ペイント エフェクト(Paint Effects)を含まないモデルを参照するには

  1. アニメーション制作者がペイント エフェクト(Paint Effects)を持っていない場合は、ペイント エフェクトを読み込まずにモデルを作成します。
  2. ペイント エフェクト(Paint Effects)ストロークを含まないモデルであることがわかる名前(noPaintEffectsModel など)を付けてシーンを保存します。
  3. 新しいシーンを作成しペイント エフェクト(Paint Effects)ストロークを含まないモデルで参照します(ファイル > リファレンスの作成(File > Create Reference))。
  4. ペイント エフェクト(Paint Effects)ストロークを含むモデルであることがわかる名前(PaintEffectsModel など)を付けて、手順 3 の新しいシーンを保存します(注: ペイント エフェクト ストロークは実際にはまだ含まれていません)。
  5. 手順 2 のシーン(ペイント エフェクト ストロークを含まないモデル)をアニメーション制作者に送信します。
  6. 手順 4 のシーンにストロークをペイントし、必要に応じてストロークを調整します。
  7. アニメーション制作者が手順 2 のシーン(ペイント エフェクト ストロークを含まないモデル)にアニメーションを追加したら、手順 2 のシーンをアニメーション付きの(ペイント エフェクト(Paint Effects)ストロークは含まない)シーンで上書きします。こうすると、手順 6 のシーン(ペイント エフェクト(Paint Effects)ストロークを含むモデル)のストロークがアニメーション付きのシーンに適用されます。
    注:

    モデルのパラメータ設定は変更しないでください。