mental ray によるクリッピング プレーンのレンダリングのトラブルシューティング

 
 
 

Maya 2014 から、レンダー設定: オプション(Render Settings: Options)タブに新しいレイトレースされたカメラ クリッピングに強制します(Force raytraced camera clipping)アトリビュートが追加されました。有効にすると、mental ray for Maya によるレンダリング時にカメラから投射された一次レイに対して近接/遠方クリッピング プレーンが考慮されます。

ただし、このアトリビュートを視点からのレイの方向に湾曲したレンズ シェーダ(たとえば魚眼型のシェーダなど)と組み合わせて使用する場合は、予期しない結果を招く可能性があるため注意が必要です。クリッピングはカメラのみに基づいて行われます。

このアトリビュートは既定では無効になっています。レンダー設定(Render Settings)ウィンドウのオプション(Options)タブにあるパフォーマンス(Performance)セクションからこのオプションを有効にできます。