バイザー(Visor)

 
 
 

バイザー(Visor)を開くには

バイザー(Visor)では、プロジェクト ディレクトリにあるテクスチャ、イメージ、およびシェーディング ノードが表示されます。

バイザー(Visor)タブには、シーンのアイテムの集まり、またはディスク上のディレクトリとファイルが表示されます。ファイルを表示する方法をカスタマイズしたり、タブを作成、カスタマイズしたりすることができます。

アイテムをバイザー(Visor)からハイパーシェード(Hypershade)へドラッグして新しいノードを作成したり、ハイパーシェード(Hypershade)のスウォッチにドラッグしてノードを接続することもできます。

イメージを表示するには

  1. images ディレクトリにあるイメージ ファイルをダブルクリックして、fcheck でイメージを表示します。

新しいタブを作成するには

  1. タブ > 新規タブの作成(Tabs > Create New Tab)を選択します。
  2. 新しいタブ名を入力します。
  3. タブ タイプ(Tab Type)を選択して、対応するオプションを指定します。
  4. 作成(Create)をクリックします。

メニュー

ファイル(File)メニュー

読み込み(Import)

読み込み(Import)ダイアログ ボックスを開いて、ユーザが Maya のシーン ファイル(シェーダを含むファイルなど)を選択し、Maya に読み込めるようにします。

選択したシーン ファイルの読み込み(Import Selected Scene Files)

別のファイルから情報を読み込み、現在のファイルにロードします。

選択したイメージ ファイルの読み込み(Import Selected Image Files)

プルダウン メニューから項目を選択し、イメージ ファイルの読み込み方法を選択します。プレイスメント ノードを含む(Include Placement)は、既定ではオンです。

通常(As Normal)

通常のテクスチャの場合、Maya では、テクスチャ マッピングがジオメトリ特性にしたがって適用されます。テクスチャは UV 情報に基づいてポリゴンに配置されるかパラメータ化された情報に基づいてNURBS サーフェスに配置されます。

投影(As Projection)

投影テクスチャを作成するため、Maya では、2D テクスチャを 3D 空間に投影することによって、テクスチャ マッピングが 3D オブ ジェクトのサーフェスに適用されます。つまり、Maya ではジオメトリ特性とは関係なく独自にテクスチャ マッピングが投影されます。

ヒント:

投影(As Projection)をオンにして作成されたテクスチャの場合、テクスチャがバンプ マップとして表示されるように、テクスチャをバンプに明示的に接続する必要があります。

ステンシル(As Stencil)

イメージ ファイルやテクスチャをサーフェスに配置し、その配置とサイズを操作し、ラベルにみせかけることができます。マスキング技法を使用して、イメージの不必要な部分を非表示にすることができます。

プレイスメント ノードを含む(Include Placement)

オンの場合、Maya では、ユーザがテクスチャ レンダー ノードを作成するときに自動的にテクスチャ配置ノードが作成されます。既定の設定はオンです。

選択したネットワークの書き出し(Export Selected Network)

選択された項目を新しいファイルに書き出します。ファイル ブラウザが開き、書き出し先として推定されたディレクトリが表示されますが、他のディレクトリに移動したり、書き出す前にキャンセルしたりすることもできます。

ビュー(View)メニュー

選択項目をフレームに収める(Frame Selected)

現在のバイザー(Visor)レイアウトで選択されたノードのみにフレームを設定します。

すべてをフレームに収める(Frame All)

現在のバイザー(Visor)レイアウトで表示されたすべてのノードにフレームを設定します。

タブ(Tabs)メニュー

新規タブの作成(Create New Tab)

次のオプションがある新規タブの作成(Create New Tab)オプションが開きます。

タブ タイプ(Tab Type)
作成するタブのタイプを選択します。
  • シーン(Scene): 現在のシーンのノードの集まりを表示します。
  • ディスク(Disk): テクスチャ ライブラリなどの、ディスク上のファイルを表示します。
  • ペイント エフェクト(Paint Effects): ブラシ設定などのペイント エフェクト(Paint Effects)ファイルを表示します。
次のノードを表示(Show Nodes Which Are)

シーン(Scene)タブで、指定されたタブ内の特定のノード タイプだけを表示することを選択します。

ルート ディレクトリ(Root Directory)

ディスク(Disk) タブとペイント エフェクト(Paint Effects) タブで、パス名を入力するか(パス名がわかっている場合)、フォルダ アイコンをクリックしてディレクトリを参照し、項目が保存されているディレクトリを選択します。

ファイルのみ表示(ディレクトリ ツリー非表示) (Only Show Files (Hide Directory Tree))

ディスク(Disk) タブとペイント エフェクト(Paint Effects) タブで、このオプションをオンまたはオフにしてディレクトリ ツリーを非表示/表示にします。これは、1 つの特定のディレクトリにあるファイルで作業を日常的に繰り返す場合、特に便利です。ディレクトリ フォルダを表示する設定と、ディレクトリ内のファイルのみを表示する設定の間で切り替えることが可能です。

タブを左に移動(Move Tab Left)/タブを右に移動(Move Tab Right)

タブを選択してからいずれかのオプションを選択して、タブを再配置します。

タブ名の変更(Rename Tab)

タブを選択してからこのオプションを選択して、タブの名前を変更します。

タブの除去(Remove Tab)

タブを選択してからこのオプションを選択して、タブを除去します。

既定のタブに戻す(Revert to Default Tabs)

新しいタブを除去し、既定の構成に戻します。

現在のタブ オプション(Current Tab Options)

タブを選択してから、ディレクトリのみ表示(Show Directories Only)ファイルのみ表示(Show Files Only)両方とも表示(Show Both)ファイル リストのリフレッシュ(Refresh File Listing)のオプションのいずれかを選択して、表示を制御します。