一般的なデフォーマ ノード アトリビュート

 
 
 

デフォーマ アトリビュート(Deformer Attributes)

エンベロープ(Envelope)

変形のスケール係数を設定します。0 ~ 1 の間で値を選択します。また、数値を入力すると、-2 ~ 2 の間で選択することができます。値が 2 の場合は、全体的なデフォメーション エフェクトが 2 倍になります。負の値の場合は、デフォメーション エフェクトが反対側に作用します。既定値は 1 です。

ノードの動作(Node Behavior)

キャッシング(Caching)

Maya が入力ノードの評価結果を蓄積し、その結果をノードに供給するように設定します。これによって、ノードが結果を必要とするたびに Maya が入力ノードの再評価をする必要がなくなります。入力ノードに変化がない場合は、この設定によって結果の劣化を伴わず、表示のパフォーマンスを向上させることができます。しかし、キャッシングの実行には通常よりも多くのメモリが必要になるため、逆にパフォーマンスが低下する場合があります。また、入力ノードに変更があった場合は、変形のたびに多くのメモリが割り当てられ解放されるため、逆に表示パフォーマンスが低下する場合があります。

ノード状態(Node State)

次のオプションの 1 つを選択します。

法線(Normal)

ノードを評価して表示するように指定します。Maya はノードを通常通りに評価します。これが既定の設定です。

エフェクトなし(HasNoEffect)

変形を行わずに元のオブジェクトを表示するように指定します。ノードのヒストリ内にあるノードは評価されますが、ノード自体は評価されません。

ブロッキング(Blocking)

変形を行わずに、元のオブジェクトも表示しないように指定します。ブロッキングが指定されたノードに対して、入力ノードの評価結果は報告されません。

待機 - 通常(Waiting-Normal)

Maya で自動的に設定されます。ディペンデンシー グラフの評価(Dependency Graph Evaluation)のリフレッシュのパフォーマンス設定(Performance Settings)(ウィンドウ > 設定/プリファレンス > パフォーマンス設定(Window > Settings/Preferences > Performance Settings)を選択)が要求(Demand)またはリリース(Release)に設定されている場合、更新(Update)をクリックするか、マウス ボタンから指を離したときにノードが通常(Normal)状態になります。

待機 - エフェクトなし(Waiting-HasNoEffect)

Maya で自動的に設定されます。ディペンデンシー グラフの評価リフレッシュのパフォーマンス設定(performance setting)要求(Demand)またはリリース(Release)に設定されている場合、更新(Update)をクリックするか、マウス ボタンを放したときにノードがエフェクトなし(HasNoEffect)の状態になります。

待機 - ブロッキング(Waiting-Blocking)

Maya で自動的に設定されます。ディペンデンシー グラフの評価リフレッシュのパフォーマンス設定(performance setting)要求(Demand)またはリリース(Release)に設定されている場合、更新(Update)をクリックするか、マウス ボタンを放したときにノードがブロッキング(Blocking)の状態になります。

追加のアトリビュート(Extra Attributes)

既定では追加のアトリビュートはありません。