ファーの束を作る

 
 
 

ファーの範囲全体に対して、濡れたりもじゃもじゃになったようなファーの束を作成することができます。

ファー ディスクリプション アトリビュート エディタ(Fur Description Attribute Editor)には、束を作成してコントロールする 3 つのアトリビュート、束(Clumping)束シェイプ(Clumping Shape)および束周波数(Clumping Frequency)があります。すべてのファーのアトリビュートと同様に、ペイントとマップがサポートされています。

束を正確にプレビューするには、ファー精度(Fur Accuracy)アトリビュートを 1 (既定値)に設定する必要があります。このアトリビュートはファー フィードバック アトリビュート エディタ(Fur Feedback Attribute Editor)のシェイプ(Shape)ノードにあります。

束(Clumping)は、傾斜(Inclination)ロール(Roll)極性(Polar)などの他のアトリビュートを優先します。たとえば、傾斜(Inclination)の値がファーを横たわらせる 1 に設定されていると、束も平らになります。

注:

束を使うと、オブジェクトのサーフェス上の束間にギャップが生じることがあります。これを修正するには、次のいずれかまたは複数を試してみてください。

  • ファーのベース カラー(Base Color)に適用されているシェーダと同じカラーを適用します。
  • 最初のファー ディスクリプション(Fur Description)のカラーと一致する、全体的に短いファーのファー ディスクリプション(Fur Description)を追加します。
  • 束(Clumping)束周波数(Clump Frequency)または他の値にノイズを追加します。

たとえば猫の胸毛のように、オブジェクトの一部分にファーの束を作成するには

  1. ファー フィードバックやファーがアタッチされたサーフェスを選択します。
  2. レンダリング(Rendering)メニュー セットで、ファー > ファー アトリビュート ペイント ツール(Fur > Paint Fur Attributes Tool)を選択します。ファー アトリビュート ペイント ツール設定(Paint Fur Attributes Tool Settings)ウィンドウが表示されます。
  3. ファー アトリビュート(Fur Attribute)のプルダウン リストから束(Clumping)を選択します。
  4. アトリビュート ペイント(Attribute Paint)ツール設定ウィンドウで、値(Value)の値を 0 に設定し、塗り潰し(Flood)をクリックします。これにより、オブジェクトから束が除去されます。
  5. 値(Value)の値を 1 に設定し、束を作るオブジェクト上をペイントします。

束周波数(Clumping Frequency)のように、0 ~ 1 よりも大きな範囲をマップまたはペイントするには

  1. アトリビュートのマップ乗数(Map Multiplier)の値を範囲の最大値に設定します。束周波数(Clumping Frequency)では、この値は 100 になります。

    これでアトリビュートを通常どおりペイントしたりマップしたりすることができます。白は乗算の値(100)を表し、黒は 0 を表し、グレースケール値はその間に均等に分配されます。

束シェイプ(Clump Shape)のように負になることがある範囲をマップまたはペイントするには

  1. アトリビュートのマップ オフセット(Map Offset)の値を設定します。たとえば、マップ オフセット(Map Offset)の値を束シェイプ(Clump Shape)用に -10 に設定します。
  2. アトリビュートのマップ乗数の値(Map Multiplier Value)を設定します。束シェイプ(Clump Shape)ではこの値は 20 で、黒から白のマップは -10 ~ 10 の範囲全体を現します。