ジャンプ先: 概要. 戻り値. 関連. フラグ. MEL 例.

概要

selectPref [-affectsActive boolean] [-allowHiliteSelection boolean] [-autoSelectContainer boolean] [-clickBoxSize uint] [-clickDrag boolean] [-containerCentricSelection boolean] [-disableComponentPopups boolean] [-expandPopupList boolean] [-ignoreSelectionPriority boolean] [-manipClickBoxSize uint] [-popupMenuSelection boolean] [-selectionChildHighlightMode int] [-singleBoxSelection boolean] [-trackSelectionOrder boolean] [-xformNoSelect boolean]

selectPref は、取り消し可能、照会可能、および編集不可能です。

このコマンドは、UI 動作を選択するために使用する状態変数を制御します。

戻り値

boolean照会モードのみ

照会モードでは、戻り値のタイプは照会されたフラグに基づきます。

関連

select, selectKey, selectMode, selectPriority, selectType, selectedNodes

フラグ

affectsActive, allowHiliteSelection, autoSelectContainer, clickBoxSize, clickDrag, containerCentricSelection, disableComponentPopups, expandPopupList, ignoreSelectionPriority, manipClickBoxSize, popupMenuSelection, selectionChildHighlightMode, singleBoxSelection, trackSelectionOrder, xformNoSelect
ロング ネーム(ショート ネーム) 引数タイプ プロパティ
-singleBoxSelection(-sbs) boolean createquery
単一のフィールド選択をオン/オフに設定します。このフラグが true に設定されている場合、ユーザ フィールド(マーキー)で複数のオブジェクトが選択したときに単一のオブジェクトだけが選択されます。このフラグが false に設定されている場合は、フィールド内のすべてのオブジェクトが選択されます。
-clickBoxSize(-cbs) uint createquery
クリック選択時の、カーソルを囲む正方形の選択領域のサイズを定義します。正方形のサイズは、指定した値の 2 乗になります。つまり、この値はカーソル位置から四方の領域の量を定義します。サイズは正の値でなければなりません。
-manipClickBoxSize(-mcb) uint createquery
マニピュレータ選択時の、カーソルを囲む正方形の選択領域のサイズを定義します。正方形のサイズは、指定した値の 2 乗になります。つまり、この値はカーソル位置から四方の領域の量を定義します。サイズは正の値でなければなりません。
-clickDrag(-cld) boolean createquery
クリック/ドラッグによる選択操作をオン/オフに設定します。
-affectsActive(-aa) boolean createquery
影響アクティブな切り替えを設定します。影響アクティブな切り替えがオンに設定されていると、オブジェクト モードとコンポーネント モードとの変更時にアクティブ リストが影響を受けるようになります。
-xformNoSelect(-xns) boolean createquery
xform ツールでの選択を無効にします。
-allowHiliteSelection(-ahs) boolean createquery
コンポーネント モード時に、編集のためにオブジェクトを選択できるようにします。編集のためにオブジェクトが選択した場合、オブジェクトはハイライト カラーで表示され、オブジェクトの選択可能なコンポーネントが自動的に表示されます。
-ignoreSelectionPriority(-isp) boolean createquery
これが設定されている場合、選択を実行する際の選択の優先順位は無視されます。
-popupMenuSelection(-pms) boolean createquery
これが設定されている場合、ポップアップ メニューが表示され、選択するオブジェクトを決定するために使用されます。メニューには、選択した候補オブジェクトの現在のユーザ フィールド(マーキー)がリストされます。
-expandPopupList(-epl) boolean createquery
ポップアップ セレクション モード時にこれが設定されている場合、複数のオブジェクトまたはコンポーネントを含むすべての選択項目が展開され、各オブジェクトまたはコンポーネントが単一の新しい選択項目になります。
-disableComponentPopups(-dcp) boolean createquery
コンポーネントを選択したときにユーザがポップアップ メニューを無効にすることができる別個のプリファレンス。このプリファレンスは、popupMenuSelection プリファレンスが有効の場合のみ意味を持ちます。
-containerCentricSelection(-ccs) boolean query
有効の場合、ビューポートのコンテナにある任意の DAG ノードを選択すると、コンテナのルート トランスフォームがあればこれが選択されます。ルート トランスフォームがない場合、コンテナ内で最上位の DAG ノードが選択されます。コンテナに入っていないノードを選択しても何も起こりません。
-autoSelectContainer(-asc) boolean query
コンテナ中心の選択がオンの状態で有効にすると、ルート トランスフォームをビューポートで選択するたびに、コンテナ ノードも自動的に選択されます。
-trackSelectionOrder(-tso) boolean query
有効にすると、選択したオブジェクトとコンポーネントの順番を返します。'ls' コマンドは、スクリプトを記述する選択順のアクティブなリストを返せるようになります。
-selectionChildHighlightMode(-sch) int createquery
選択されたオブジェクトの子のハイライトを制御します。有効なモードは、0: 常に子をハイライト(Always highlight children)、1: 子をハイライトしない(Never highlight children)、2: オブジェクトごとに "選択項目の子をハイライト" 設定を使用(Use per-object "Selection Child Highlight" setting)です。既定モードは、(0): 常に子をハイライト(Always highlight children)です。(2)の場合、各 DAG オブジェクトには、"選択項目の子をハイライト(Selection Child Highlight)"ブーリアン フラグが個別にあります。既定では、このフラグは TRUE になります。モード(2)を有効にすると、コントロールは、選択したオブジェクトの "選択項目の子をハイライト(Selection Child Highlight)" フラグに従います。

フラグはコマンドの作成モードで表示できます フラグはコマンドの編集モードで表示できます
フラグはコマンドの照会モードで表示できます コマンド内でフラグを複数回使用できます。

MEL 例

// enable popup menu selection except for components
//
selectPref -popupMenuSelection true -disableComponentPopups true;