2015 年 4 月 7 日

リリース ノート - Readme ファイル
Autodesk, Inc.

高品質な製品を提供するための継続的な取り組みとして、このたびオートデスクは Autodesk Simulation Mechanical 2016 をリリースしました。このファイルには、Autodesk Simulation Mechanical 2016 の未解決の問題、およびこのソフトウェアをご利用いただくときに役立つ情報が記載されています。

インストール手順

既知の問題の概要

CAD との相互運用性

応力解析(線形および非線形)

熱伝導解析

メッシュ作成

著作権情報

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インストールを開始する前に

1. Windows Update から必要な更新プログラムをご使用のマシンにすべてインストールし、マシンを再起動します。

   Windows 7 および Windows 8 の場合は、[コントロール パネル]または[スタート]メニューの[すべてのプログラム]にある Windows Update ユーティリティを使用します。

2. Autodesk Simulation Mechanical 2016 のインストール、メンテナンス、アンインストールを行う前に、すべての Autodesk アプリケーションを終了してください。

Autodesk Simulation Mechanical 2016 をインストールするには:

1. Autodesk Simulation Mechanical 2016 のベータ版がインストールされている場合は、アンインストールします。
2. 製品の DVD を挿入するか、Autodesk の Web サイトからダウンロードしたインストーラ ファイル(通常は *.exe、*.msi、または *.msp)を見つけます。
3. DVD の Setup.exe またはダウンロードしたファイルをダブルクリックして、インストール プロセスを開始します。
4. [インストールの環境設定]ページで、基本設定を指定します。
5. 環境設定の完了後、インストールを開始します。
6. インストールが終わったら、[完了]をクリックします。
7. 必要に応じて、インストール完了後にシステムを再起動します。



Autodesk Simulation Mechanical 2016 のアクティベーションを行うには:

1. Autodesk Simulation を起動して[アクティベーション]ボタンを選択します。
2. オートデスクのユーザ ID のアカウントを使用してログインします。アカウントがない場合は作成します。

   注: このログイン アカウントは、Autodesk Feedback Community サイトへのアクセスで使用するログイン アカウントとは異なります。




Autodesk Simulation Mechanical 2016 の配置イメージを作成する場合:

1. 配置イメージのパスには半角英数字のみ使用してください。
2. 配置を作成する際、Autodesk Simulation Mechanical 2016 のシリアル番号を入力します。



正しくインストールされたことを確認するために､Autodesk Simulation Mechanical 2016 を起動します。ウィンドウの右上近くにある二重矢印をクリックして、InfoCenter アイコン グループを展開します。疑問符アイコンの横にある下向きの矢印をクリックして、[バージョン情報]を選択します。[バージョン情報]ダイアログ ボックスに「ビルド 2016.00.00.30nn」と表示されている場合は、正しいバージョンがインストールされています。

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CAD との相互運用性

• 3D スケッチのみを含む(ソリッドまたはサーフェス ジオメトリがない) Invertor アセンブリ ファイルはインポートできません。このようなアセンブリ ファイルは、IGES ワイヤフレーム(*.ige、*.igs、*.iges)または AutoCAD 図面(*.dwg)の 2 つのファイル形式のいずれかを使って、Simulation Mechanical に間接的に転送することができます。
• らせん曲線、計算式曲線、またはスプラインを含む Inventor 3D スケッチは、スケッチとして Simulation Mechanical に転送されません。このようなスケッチは、2016 リリースでは、直線に変換されます。
• SimStudio Tools の CAD ファイルが Simulation Mechanical にプッシュされてから、モデルが SimStudio Tools にプッシュバックされると、2 つ目の SimStudio Tools セッションが起動されます。この動作を回避するには、すでに開いている SimStudio Tools CAD モデルに変更を加えて、Simulation Mechanical に再度プッシュします。
• AutoCAD 用 Simulation Mechanical アドインは、AutoCAD 2015 以上のバージョンとは互換性がありません。アドインの設定後、AutoCAD の起動時に "未処理の例外" エラーが発生し、クラシック UI がアクティブなとき、表示されるはずの Simulation メニューとコマンドが表示されません。回避策として、*.dwgファイルを保存し、Simulation Mechanicalで[開く]ダイアログコマンドボックスを使って、ファイルを開きます。

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応力解析(線形および非線形)

• ピン拘束が、アタッチしている円筒状の表面を強く拘束し過ぎることがあります。たとえば、[半径]オプションが選択されたピン拘束の場合、接線方向の移動も拘束することがあります。

  この問題のため、リモート クランク静的応力解析チュートリアルを実行すると、誤った変位と応力の結果が出ることがあります。回避策として、拘束する各円柱状サーフェスに対して円筒のローカル座標系を定義して適用します。X、Y、Z の変換を修正して、半径方向、法線方向、軸方向それぞれの動きを防ぎます。

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熱伝導解析

• 定常状態の伝熱解析を計算するために Autodesk Nastran プロセッサを使用している場合、デフォルトのペアまたは明示的に定義したペアの熱接触は、これらの間にギャップがあるサーフェスについては無視されます。

  注: Nastran 解析では、接触ペアの間に初期ギャップがある場合、自由および焼ばめを除くすべてのタイプの接触が考慮されます。このようなギャップ接触は、線形静的応力解析、線形固有解析(荷重硬化を伴う場合と伴わない場合の両方)、座屈解析、非線形静的応力解析でサポートされます。Simulation Mechanical ソルバーは、どの解析タイプでも(非線形解析の一般的なサーフェス間接触は除く)、接触面のギャップはサポートしません。

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メッシュ作成

• Simulation Mechanical は、3D スケッチ(ワイヤフレーム)を含む Inventor ファイルを再度インポートしてからメッシュを生成しているときに、突然終了することがあります。

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問題を特定して弊社にご報告くださるすべてのお客様に感謝いたします。お客様からのご意見は、弊社が製品を改善し、お客様にメカニカル シミュレーションの最適なソリューションを提供するための参考とさせていただきます。また弊社は、お客様の継続的なご利用と、このリリースの内容に関するフィードバックにも感謝いたします。




ありがとうございました。




Autodesk Simulation Mechanical チーム

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