今回のRevit MEP APIの大きな強化点は経路基本設定のアクセスがより柔軟になっています。以前のリリースでは一つの配管サイズと継手タイプの規定値だけでしたが、Revit 2013ではより柔軟にこの設定が出来るようになっています。RoutingPreferenceTools SDK サンプルで実演されています。 |
||
その他数多くの強化がされています。 |
||
配管とダクトの摩擦係数にアクセスできます。FluidType クラスとFluidTemperature クラスで特定の温度での粘度と密度を表現します。 |
||
GBXML(GreenBuildingXML)関連の強化として、以前はAPIではアクセスできませんでしたが、熱情報を含めるオプションが追加されました。そして新しいThermalPropertiesクラスによりこの情報を扱うことができます。 |
||
ここまでは Revit MEPに関してですが、 |
||
そして、解析とシュミレーション関してですが、 |
||
Revit アドインは可視化フレームワークを使用して Revitのユーザインターフェースにグラフィックを表示できます。このグラフィックはデータベースには格納さません。今回、Revit2013において変形形状のサポートします。これは特に構造解析になどを考慮した追加です。 |
||
照明と照明グループにアクセスする APIが追加されました。 |
||
そして、隣接する要素を見つける処理などですが、既存のFindReferencesWithContextByDirection メソッドはレイトレーシングによってそれに交差する要素を見つける機能を提供しますが、使い方が少し難しいです。Revit 2013ではこのメソッドをラッピングして、新たにReferenceIntersector クラスを追加しました。フィルタリングもサポートしてより使い易くなりました。 |
||