レンダ オプションのタイプ

シーン レンダ オプション

シーン レンダ オプションを使用すると、シーン全体のグローバル設定を変更できます。使用するレンダラ、レンダリングするフレーム、基本の出力パス、レンダリングされるイメージのフォーマットなど、さまざまな項目を指定できます。また、新しいレンダ チャンネルを作成し、個々のパスに追加することもできます(「レンダ チャンネルとフレーム バッファ」を参照)。

シーン レベルでオプションを設定するということは、各パスで個別にオプションを設定する必要がないことを意味します。既定では、新しいパスはそれぞれシーンのレンダ オプションを継承します。ただし、これらの設定をパス レベルで変える必要がある場合は、個々のパスで設定を上書きすることもできます。

詳細については、「シーンレンダオプション」を参照してください。

パス レンダ オプション

パス レンダ オプションを使用すると、各パスに固有の設定を変更できます。出力パスの設定、パス カメラの指定、ムービー ファイルへのパスの出力、パス レベルのシェーダの適用などを実行できます。

また、パス レンダ オプションでは、パスに出力されるチャンネルも指定できます。シーンで使用可能なチャンネルであれば、どのような組み合わせでも選択することができます(「レンダ チャンネルとフレーム バッファ」を参照)。

また、パス レンダ オプションを使用すると、シーン レンダ オプションの一部をオーバーライドすることができます。たとえば、1 つのパスで特定のフレームセットをレンダリングする場合などです。

詳細については、「パス レンダ オプション」を参照してください。

レンダラ オプション

シーン レベルおよびパス レベルのレンダ オプションは Softimage によってコントロールされますが、レンダラ オプションはレンダラ自体がコントロールします。Softimage では、mental ray レンダラまたは Softimage ハードウェア レンダラを使用してレンダリングを実行できます。

既定では、シーン内のすべてのパスが同じレンダラ オプションのセットを共有しています。ただし、どのパスでも、mental ray またはハードウェア レンダラ オプションのローカル セットを作成できます(「グローバルまたはローカルレンダリングオプションの設定」を参照)。

レンダラ オプション設定の詳細については、「mental ray レンダラオプション」および「ハードウェア レンダラ オプション」を参照してください。