InspectUserData

詳細

ユーザが特定コンポーネントのユーザ データを編集できるようにします。 データは UserDataMap に保存され、関連するテンプレートによって、モーダルプロパティページがユーザに対して表示されます。

コマンドが機能するためには、以下の要件を満たす必要があります。

選択対象にコンポーネントが含まれている必要があります。または入力引数が、それらのコンポーネントを示す SubComponent オブジェクトを提供する必要があります。

最低ひとつのコンポーネントが、クラスタの一部にある必要があります。

このクラスタには、テンプレートが適用されたユーザ データ マップがある必要があります。

たとえば、ポリゴン番号 4 が選択された場合、ポリゴン4を含むポリゴンクラスタが必要です。さらに、このクラスタに有効な UserDataMap.Template を持つユーザデータマップが必要です。

引数(または選択対象の一部)で特定の UserDataMap が提供されないと、これらの条件に合致した最初のユーザ データ マップが(もしあれば)使用されます。同じオブジェクトに複数のユーザ データ マップがある場合は、何らかの影響がでる可能性があります。

複数のコンポーネントが指定されている場合は、最初のコンポーネントが使用され、ユーザ インターフェイスのコントロールが初期化されます。 ユーザが OK をクリックすると、ユーザ インターフェイスのコントロールの値は指定された各コンポーネントに保存されます。 選択されたコンポーネントにユーザデータ(「UserDataMap.IsEmpty」を参照)がない場合は、ユーザインターフェイスのすべてのコントロールがデフォルト値で表示されます。

スクリプト構文

InspectUserData( InputObjs );

パラメータ

パラメータ タイプ 説明
InputObjs XSICollection(オブジェクトに属する) この引数には、少なくとも検査されるサブコンポーネントを指定する必要があります。 検査されるデータを含むユーザ データ マップを含むこともできます。 ユーザ データ マップが指定されていない場合、このコマンドは適切なユーザ データ マップの検出を試みます。

デフォルト値:現在の選択

関連項目

UserDataMap SIInspectUserData CreateUserDataMap SIAddCustomParameter