カスタム(v1.0)Commandは、事前定義されたカテゴリから定義することができます。各カテゴリは、コマンドの基本引数および、コマンドのメニュー項目が Softimage のどこにあるかを指定します。特定のカテゴリに対して作成された各コマンドのメニュー項目は自動的に実装されます。
SIObject.CategoriesまたはCommand.Categoryのいずれかを使用して指定されたカテゴリのタイプを取得できますが、このタイプのコマンドのカスタムカテゴリを定義することはできません。より強力な別の方法として、カスタムコマンドを作成し、自己インストールプラグイン API を介してMenuに追加する方法を使用することもできます。
siCommandCategory.siImportCategory // 0 siCommandCategory.siExportCategory // 1 siCommandCategory.siSettingsCategory // 2 siCommandCategory.siHelpCategory // 3 siCommandCategory.siNoCategory // 4 siCommandCategory.siFCurveCategory // 5 |
コンスタント | 値 | 詳細 |
---|---|---|
siImportCategory | 0 | ファイルの読み込み操作。このカテゴリのコマンドで使用される引数は 1 つで、その引数は読み込むファイルの名前です。これらのコマンドは Softimage File|Import メニューペインに表示されます。メニューからコマンドを呼び出すと、ファイル名引数が空になります。このような場合は、コマンドを実装するときときに、読み込むファイルの情報を要求するダイアログがしばしば表示されます(XSIUIToolkit.FileBrowserおよびCustomProperty参照)。読み込み操作をバッチモードで実行するときに、スクリプトからこのコマンドを呼び出す場合は、ファイル名引数を明示的に指定できます。 |
siExportCategory | 1 | ファイルの書き出し操作。このカテゴリのコマンドは、書き出すファイルの名前を引数として持ちます。これらのコマンドは Softimage File|Export メニューペインに表示されます。Importコマンドと同様に、メニューからコマンドを呼び出すとファイル名引数が空になります。 |
siSettingsCategory | 2 | このカテゴリは廃止され、このカテゴリに登録されていたコマンドは[ファイル]メニューの下部に表示されるようになりました。代わりにアンカーポイント siMenuMainApplicationPreferencesID を使用して、カスタムメニューから実行できるようにすることをお勧めします。 |
siHelpCategory | 3 | このメソッドは廃止されました。メニュー項目を[ヘルプ]メニューに追加する場合は、siMenuMainHelpIDアンカーポイントにカスタムMenuを作成することができます。OpenNetViewおよびSIObject.Helpも参照してください。 |
siNoCategory | 4 | カテゴリのないコマンドを宣言するために使用されます。カスタムコマンドおよび Softimage のビルトインコマンドの大部分はこのカテゴリに属し、自動的には Softimage のメニューに表示されません(これらのコマンドは、Menu.AddCommandItemを呼び出すことによって Softimage のメニューに追加できます)。 |
siFCurveCategory | 5 | F カーブに作用し、F カーブエディタの Edit メニューに表示されるコマンドのカテゴリです。スクリプトからは呼び出せません。FCurveEditorコンテキストオブジェクトの引数を 1 つ取ります。 |