ImportDelta

ImportDelta

導入

v6.0

詳細

特定のファイルからモデル デルタ オブジェクトを読み込みます。 ファイルは、以前に ExportDelta コマンドを使用して書き出されたデルタ形式である必要があります。または、既存のモデルデルタからの外部保存ファイルも使用できます。

デルタとは、基本的に「差分」です。つまり、リファレンス モデルのコンポーネントに加えられた変更内容のリストです。 各デルタで追跡する必要のある修正内容を指定することができます(たとえば、エクスプレッションおよびコンストレイントのみを追跡する、すべてのアニメーションを追跡するなど)。 各モデルには 1 つのデルタしか関連付けることができず、各デルタには関連付けられるモデルの名前が指定されます。 モデルのモデル デルタがすでにある場合にデルタを読み込むと、ユーザは古いデルタの代わりに新しいデルタを使用するか、またはターゲットなしでデルタをロードするだけかを選択するように要求されます。

スクリプト構文

oReturn = ImportDelta( FileName, Model, [Reference], [Interactive] );

戻り値

読み込まれた Delta

パラメータ

パラメータ タイプ 説明
FileName 文字列 モデル デルタを読み込むファイル名。
Model 文字列 デルタが読み込まれるモデルを示します。 デルタは常にリファレンス モデルのヘッド(最上位のリファレンス モデル)にネストされます。
Reference Boolean True の場合、モデル デルタ オブジェクトの保存先が外部に設定され、入力ファイル名が使用されます。 それ以外の場合、モデル デルタの保存先は内部に設定されます。

ヒント: ImportReferencedDelta コマンドを直接使用することもできます。 $$$

デフォルト値: False

Interactive Boolean True の場合、デルタをモデルに読み込むときにダイアログが有効になります(表示されます)。

デフォルト値: True

JScript の例

/*

	This example demonstrates how to import a model delta.

*/

NewScene(null, false);

CreatePrim("Sphere", "MeshSurface", null, null);

CreateModel(null, null, null, null);

var sPath = Application.InstallationPath(siFactoryPath) + "\\Data\\XSI_SAMPLES\\Models\\Test.emdl";

ConvertToRefModel ("Model", sPath);

SelectObj("Model.sphere", null, true);

Translate(null, -8.21651117203418, 4.54207454997213, -0.454207454997213, siRelative, siView, siObj, siXYZ, 

	null, null, null, null, null, null, null, null, null, 0);

var sPath2 = Application.InstallationPath(siFactoryPath) + "\\Deltas\\Test.delta";

ExportDelta("Model.Delta", sPath2);

var oDelta = ImportDelta(sPath2, "Model");

Logmessage( oDelta );

関連項目

Delta ExportDelta ImportReferencedDelta CommitToReference ConvertToRefModel ImportModel ExportModel ApplyDelta RemoveUnusedDeltas