ジャンプ先: 概要. 戻り値. 関連. フラグ. Python 例.

概要

openMayaPref([errlog=boolean], [lazyLoad=boolean], [oldPluginWarning=boolean])

注: オブジェクトの名前と引数を表す文字列は、カンマで区切る必要があります。これはシノプシスに示されていません。

openMayaPref は、取り消し可能、照会可能、および編集可能です。

API プリファレンスを設定または照会します。

戻り値

int成功か失敗かを示します。

照会モードでは、戻り値のタイプは照会されたフラグに基づきます。

関連

loadPlugin, pluginInfo, unloadPlugin

フラグ

errlog, lazyLoad, oldPluginWarning
ロング ネーム(ショート ネーム) 引数タイプ プロパティ
lazyLoad(lz) boolean createqueryedit
dlopen (3C)の RTLD_NOW フラグまたは RTLD_LAZY フラグでプラグインをロードするかどうかを切り替えます。true に設定すると、RTLD_LAZY が使用されます。このモードでは、ロード時に解析できない関数への参照はエラーとはみなされません。ただし、このシンボルのうちいずれかが実行時にプラグインによって参照されない場合、Maya はクラッシュします。既定は false (オフ)です。
oldPluginWarning(ow) boolean createqueryedit
古いバージョンに対してコンパイルされたため、Maya との互換性がない恐れのあるプラグインがロードされた場合に、loadPlugin が警告メッセージを生成するかどうかを切り替えます。既定は true (オン)です。
errlog(el) boolean createqueryedit
失敗した API メソッド コールのエラー ログを作成するかどうかを切り替えます。true に設定すると、Maya の現在のワーキング ディレクトリに「OpenMayaErrorLog」というファイルが作成されます。API メソッドが失敗するたびに、失敗するメソッドを呼び出したルーチンを示す小さなスタック トレースと共に、エラーの詳しい説明がファイルに書き込まれます。既定は false (オフ)です。

フラグはコマンドの作成モードで表示できます フラグはコマンドの編集モードで表示できます
フラグはコマンドの照会モードで表示できます フラグに複数の引数を指定し、タプルまたはリストとして渡すことができます。

Python 例

import maya.cmds as cmds

# Enable RTLD_LAZY binding when loading plug-ins
cmds.openMayaPref( lz=True )

# Force RTLD_NOW binding when loading plug-ins
cmds.openMayaPref( lz=False )

# Disable the warning about old plug-ins being loaded
cmds.openMayaPref( ow=False )

# Turn on the Error log
cmds.openMayaPref( errlog=True )

# Query the Error log
cmds.openMayaPref( q=True, errlog=True )

# Turn off the Error log
cmds.openMayaPref( errlog=False )