ジャンプ先: 概要. 戻り値. キーワード. 関連. フラグ. Python 例.

概要

dbpeek([allObjects=boolean], [count=uint], [operation=string], [outputFile=string], [type=string])

注: オブジェクトの名前と引数を表す文字列は、カンマで区切る必要があります。これはシノプシスに示されていません。

dbpeek は、取り消し不可能、照会可能、および編集不可能です。

dbpeek コマンドは、注目する情報について Maya データを分析するために使用します。分析できる情報のタイプの詳細については、フラグの説明を参照してください。

戻り値

string[]操作の照会では、使用可能な操作を含む文字配列が得られます。
string出力ファイルなしで特定の操作を照会すると、その操作に関するヘルプ情報を含む文字列が返されます。
int出力ファイルありで特定の操作を照会すると、その操作に関するヘルプ情報がダンプされ、発生したエラーの数が返されます。

照会モードでは、戻り値のタイプは照会されたフラグに基づきます。

キーワード

debug, node, attribute

関連

dbcount, dgInfo, dgdirty, dgeval, dgmodified

フラグ

allObjects, count, operation, outputFile, type
ロング ネーム(ショート ネーム) 引数タイプ プロパティ
allObjects(all) boolean createquery
指定または選択したオブジェクトを無視し、該当するすべてのオブジェクトを調べます。「allObjects」の定義は実行するピークのタイプに応じて変わります。指定したタイプでの意味の詳細については、フラグのドキュメントを参照してください。既定では、オブジェクトを選択または指定していない場合、このフラグが設定されているものとして動作します。
count(c) uint createquery
テストで使用する数を指定します。テストによって異なる用途で数が使用され、操作を照会すると値がどのように解釈されるのかが分かります。たとえば、パフォーマンス テストではテストで実行する反復回数として使用され、出力操作では生成する出力量を制限するために使用されます。
type(t) string createquerymultiuse
文字列形式で要求される操作のタイプを指定します。type 文字列に使用できる値は、値が適用されるフラグに記載されています。
outputFile(of) string createquery
情報がダンプされるファイルの場所を指定します。既定では、コマンドから値が返されます。コマンド ウィンドウにリダイレクトするには、特殊名 stdoutstderr を使用します。Windows のデバッグでは、特殊名 msdev を使用し、Visual Studio の出力ウィンドウ内のデバッグ タブに出力を指示することができます。
operation(op) string createquery
実行するピーク操作を指定します。さまざまなタイプが実行時に登録され、値なしでこのフラグを照会することによって表示することができます。値を使用して照会する場合、ピーク タイプが受け取る詳細の値と、タイプの内容の説明が得られます。

照会モードでは、このフラグは値を受け入れることができます。


フラグはコマンドの作成モードで表示できます フラグはコマンドの編集モードで表示できます
フラグはコマンドの照会モードで表示できます フラグに複数の引数を指定し、タプルまたはリストとして渡すことができます。

Python 例

import maya.cmds as cmds

import maya.cmds as cmds
// Find the available peek operations
cmds.dbpeek( op=True, query=True )
# Return: ['metadata', 'nodes', 'references', 'plugIterator'] #
// Describe the detail of a single available type
cmds.dbpeek( query=True, op='nodes' )
# Return: 'The operation 'nodes' understands type flags 'attributes, visible'.
The 'visible' flag filters the display list to ignore any hidden
or internal nodes. Default is to show all nodes
Normal display will show a count of nodes in the scene of each
type. Adding the 'attributes' flag includes the attribute count
for each node as well, segregated by static, extension, and dynamic types.
'#
# Describe the detail of a single available operation
cmds.dbpeek( query=True, op='plugIterator' )
# Return: 'The test 'plugIterator' doesn't have any type flags.
Suggested iteration count minimum is 1000000 for which the test machine
measured a time of 19.234s.
This tests the performance of the class which iterates over all of the
networked plugs in a plug tree.
'#
cmds.dbpeek( op='plugIterator', count=10000 )
# Return: 'Run 10,000 loops of plug iteration over a tree of size 51, depth 4
Total time:   17.0s
Maximum time: 0.81s
Minimum time: 0.23s
Average time: 0.30s
'#
# Run a performance test for 1000000 loops and store the results
cmds.dbpeek( op='plugIterator', count=1000000, outputFile='MyFile.txt' )
# Return: 0 #
cmds.loadPlugin( 'MetadataSample' )
cmds.polyPlane( name='planeLuck' )
cmds.dataStructure( asString='name=TestStructure:int32=ID )
cmds.importMetadata( asString='channel face\n stream\n TestStream\n TestStructure\n 0\n 99\n 1\n 999\n 2\n 9999\n endStream\n endChannel\n endAssociations" "planeLuckShape' )
# Peek at the newly created metadata
#
cmds.dbpeek( op='metadata', type='summary' )
# Return: 'Node planeLuckShape : face( TestStream[3] )' #