menuItem

ジャンプ先: 概要. 戻り値. フラグ. MEL 例.

概要

menuItem [-allowOptionBoxes boolean] [-altModifier boolean] [-annotation string] [-boldFont boolean] [-checkBox boolean] [-collection string] [-command script] [-commandModifier boolean] [-ctrlModifier boolean] [-data int] [-divider boolean] [-docTag string] [-dragDoubleClickCommand script] [-dragMenuCommand script] [-echoCommand boolean] [-enable boolean] [-enableCommandRepeat boolean] [-familyImage string] [-image string] [-imageOverlayLabel string] [-insertAfter string] [-isCheckBox] [-isOptionBox] [-isRadioButton] [-italicized boolean] [-keyEquivalent string] [-label string] [-optionBox boolean] [-optionBoxIcon string] [-optionModifier boolean] [-parent string] [-postMenuCommand script] [-postMenuCommandOnce boolean] [-radialPosition string] [-radioButton boolean] [-shiftModifier boolean] [-sourceType string] [-subMenu boolean] [-tearOff boolean] [-version string] [string]

menuItem は、取り消し可能、照会可能、および編集可能です。

戻り値

照会モードでは、戻り値のタイプは照会されたフラグに基づきます。

フラグ

ロング ネーム(ショート ネーム)	引数タイプ	プロパティ
-label(-l)	string
項目に表示されるテキスト。
-divider(-d)	boolean
ディバイダのメニュー項目が作成されます。
-checkBox(-cb)	boolean
チェック ボックスのメニュー項目が作成されます。引数により、チェック ボックスの値が指定されます。
-isCheckBox(-icb)
項目がチェック ボックス項目である場合に true が返されます。
-radioButton(-rb)	boolean
ラジオ ボタンのメニュー項目が作成されます。引数により、ラジオ ボタン値が指定されます。
-isRadioButton(-irb)
項目がラジオ ボタン項目である場合に true が返されます。
-optionBox(-ob)	boolean
メニュー項目をオプション ボックスの項目に指定します。この項目は、前のメニュー項目の右側に表示されます。
-isOptionBox(-iob)
項目がオプション ボックスの項目である場合に true が返されます。
-optionBoxIcon(-obi)	string
通常のオプション ボックス アイコンの代わりに使用されるアイコンのファイル名です。このアイコンは、XBMLANGPATH 環境変数で指定したフォルダで検索されます。このアイコンは任意のサイズにすることができますが、描画時に標準の 16x16 ピクセルにサイズ変更されます。
-enable(-en)	boolean
メニュー項目の有効、無効の状態です。無効になっているメニュー項目はグレー表示で反応しません。有効になっているメニュー項目は選択することができ、通常どおりに表示されます。
-parent(-p)	string
項目を表示するメニューを指定します。
-insertAfter(-ia)	string
どの項目の後に新規の項目を配置するかを指定します。このフラグが指定されない場合、項目はメニューの最後に追加されます。メニューの先頭項目の前に挿入するには、空の文字列 "" を使用します。 警告: このフラグは、切り離したメニューで問題の原因になります。切離しが有効になっているメニューでは、このフラグを使用しないでください。つまり、親メニューで to/tearOff フラグを設定しないでください。
-collection(-cl)	string
ラジオ メニュー項目を明示的に radioMenuItemCollection に追加します。
-image(-i)	string
メニュー項目に関連付けられたアイコンのファイル名。メニュー項目を含むメニューを menuEditor で編集する場合、menuEditor ではメニュー項目がこのアイコンで表されます。このアイコンは、メニュー項目を配置するとシェルフ上に表示されます。
-imageOverlayLabel(-iol)	string
メニュー項目に関連付けられたアイコンの上に重ねて表示する短いテキスト文字列(5 文字)を指定します。これは、アイコン イメージが明確に定義されていないためにファミリ アイコンを使用するメニュー項目を差別化するメカニズムです。アイコン イメージがメニュー項目用に定義されていない場合、イメージ オーバーレイ ラベルは使用しません。
-familyImage(-fi)	string
メニューに関連付けられたファミリ アイコンのファイル名を取得します。image フラグで指定されるアイコンがなければ、ファミリ アイコンがシェルフに使用されます。
-allowOptionBoxes(-aob)	boolean
非推奨です。すべてのメニューとメニュー項目は、オプション ボックスを常に許可します。サブメニュー項目の場合、このフラグは、オプション ボックスのメニュー項目をサブメニューでサポートするかどうかを指定します。必ず true を返します。
-subMenu(-sm)	boolean
項目にサブメニューを含めるよう指定します。setParent -menu がコールされるまで、この後のメニュー項目はサブメニューに追加されます。サブメニュー項目がメニュー オブジェクトを作成し、その結果、コマンド menu をサブメニュー項目上で使用できることに注意してください。
-tearOff(-to)	boolean
メニュー項目がサブ メニューである場合は、このフラグにより、サブ メニューの切り離しが可能になります。このフラグが、その他のメニュー項目タイプに影響しないことに注意してください。
-annotation(-ann)	string
このメニュー項目に文字列の値で注釈を付けます。
-docTag(-dtg)	string
メニュー項目にタグがアタッチされます。
-data(-da)	int
ユーザ定義データの断片がメニュー項目にアタッチされます。
-radialPosition(-rp)	string
メニューがマーキング メニューにある場合は、メニュー項目のラジアル位置。ラジアル位置は、「N」、「NW」、「W」、「SW」、「S」、「SE」、「E」、「NE」のように、方位の形式で指定します。
-command(-c)	script
項目を選択した場合に実行されるコマンドかスクリプトがアタッチされます。このコマンドは、メニュー項目が optionMenu コントロールにある場合には実行されないことに注意してください。
-dragMenuCommand(-dmc)	script
メニュー項目をシェルフに配置すると、対応するシェルフ オブジェクトがクリックされた際にこのコマンドが呼び出されます。
-dragDoubleClickCommand(-ddc)	script
メニュー項目をシェルフに配置すると、対応するシェルフ オブジェクトがダブル クリックされた際にこのコマンドが呼び出されます。
-postMenuCommand(-pmc)	script
サブメニューを表示したときに実行されるスクリプトを指定します。
-postMenuCommandOnce(-pmo)	boolean
pmc/postMenuCommand を一度だけ起動されるように指定します。既定値は false、つまりサブメニューが表示されるたびに、pmc/postMenuCommand が呼び出されます。
-sourceType(-stp)	string
コマンド スクリプトの言語タイプを設定します。必ず、コマンド フラグとともに使用してください。このフラグがないコマンドは、既存のスクリプトと同じ言語であると仮定されます。照会モードでは、指定コマンドの言語が返されます。有効な値は、「mel」と「python」です。
-keyEquivalent(-ke)	string
アクセラレータ文字を指定します。この文字は、alt/altModifier、opt/optionModifier、ctl/ctlModifier、cmd/commandModifier、および sh/shiftModifier で指定したモディファイア キーと組み合わせて完全なアクセラレータ シーケンスを形成し、これを入力するとメニュー項目を実行できるようになります。通常のメニュー項目、ラジオ メニュー項目、チェック ボックス メニュー項目のみにアクセラレータを含めることができることに注意してください。
-altModifier(-alt)	boolean
Alt モディファイアをアクセラレータ シーケンスの一部にする場合に指定します。
-optionModifier(-opt)	boolean
Alt (または option)モディファイアをアクセラレータ シーケンスの一部にする場合に指定します。
-ctrlModifier(-ctl)	boolean
Cntl モディファイアをアクセラレータ シーケンスの一部にする場合に指定します。
-commandModifier(-cmd)	boolean
コマンド モディファイアをアクセラレータ シーケンスの一部にする場合に指定します。これは、個別のコマンド キーを持つシステム上でのみ使用可能です。
-shiftModifier(-sh)	boolean
Shift モディファイアをアクセラレータ シーケンスの一部にする場合に指定します。
-enableCommandRepeat(-ecr)	boolean
コマンドをアタッチできるメニュー項目のみに影響します。true を指定すると、コマンド repeatLast が実行されてコマンドが繰り返されます。このフラグは、オプション ボックス項目を除くすべての項目で既定で true になっています。
-echoCommand(-ec)	boolean
c/command フラグでアタッチしたアクションが呼び出された場合に、コマンド出力領域にエコーするかどうかを指定します。このフラグは既定で false になっており、c/command フラグとともに指定する必要があります。
-italicized(-itl)	boolean
テキストを斜体にするときに指定します。マーキング メニューの実装を使用するメニューだけサポートされます。既定は false です。
-boldFont(-bld)	boolean
テキストを太字にするときに指定します。マーキング メニューの実装を使用するメニューだけサポートされます。既定は、Windows では false、その他のすべてのプラットフォームでは true です。
-version(-ver)	string
このメニュー項目機能が導入されたバージョンを指定します。引数は、バージョン番号の文字列として指定する必要があります(例: 「2013」、「2014」)。現時点では、メジャー バージョン番号のみが受け入れられます(例: 2013.5 は「2013」と指定する必要があります)。

フラグはコマンドの作成モードで表示できます	フラグはコマンドの編集モードで表示できます
フラグはコマンドの照会モードで表示できます	コマンド内でフラグを複数回使用できます。

MEL 例

window -menuBar true -width 200;
    menu -label "Stuff";
        menuItem -subMenu true -label "Colors";
            menuItem -label "Blue";
            menuItem -label "Green";
            menuItem -label "Yellow";
            setParent -menu ..;
        menuItem -divider true;
        radioMenuItemCollection;
        menuItem -label "Yes"   -radioButton off;
        menuItem -label "Maybe" -radioButton off;
        menuItem -label "No"    -radioButton on;
        menuItem -divider true;
        menuItem -label "Top"    -checkBox on;
        menuItem -label "Middle" -checkBox off;
        menuItem -label "Bottom" -checkBox on;
        menuItem -divider true;
        menuItem -label "Option";
        menuItem -optionBox true;
    columnLayout;
        button; button; button;
showWindow;