marker

ジャンプ先: 概要. 戻り値. フラグ. MEL 例.

概要

marker [-attach] [-detach] [-frontTwist angle] [-orientationMarker] [-positionMarker] [-sideTwist angle] [-time time] [-upTwist angle] [-valueU float] [string]

marker は、取り消し可能、照会可能、および編集可能です。

「-pm -om」オプションを指定すると、位置マーカーと方向マーカーの両方を作成できます。

同じタイプの各マーカーにはキーフレームが 1 つだけ存在するので、同じ時間値で同じタイプのマーカーが複数存在することはできません。

既定のマーカー タイプは位置マーカーです。既定の時間は現在のタイムです。

戻り値

照会モードでは、戻り値のタイプは照会されたフラグに基づきます。

フラグ

ロング ネーム(ショート ネーム)	引数タイプ	プロパティ
-positionMarker(-pm)
位置マーカーの作成を指定します。 既定で設定されます。 照会すると boolean を返します。
-orientationMarker(-om)
方向のマーカーの作成を指定します。 既定では設定されません。 照会すると boolean を返します。
-valueU(-u)	float
位置マーカーの位置(w.r.t)を指定します。親ジオメトリの U パラメータ設定。 既定は現在のタイムの値です。 照会すると linear を返します。
-time(-t)	time
マーカーの時間を指定します。 既定は現在のタイムです。 照会すると time を返します。
-frontTwist(-ft)	angle
マーカーのフロント ベクトルを中心にしたツイスト角度を指定します。 既定は 0 です。 照会すると angle を返します。
-upTwist(-ut)	angle
マーカーのアップ ベクトルを中心にしたツイスト角度を指定します。 既定は 0 です。 照会すると angle を返します。
-sideTwist(-st)	angle
マーカーのサイド ベクトルを中心にしたツイスト角度を指定します。 既定は 0 です。 照会すると angle を返します。
-attach(-a)
選択した 3D 位置マーカーを親ジオメトリにアタッチすることを指定します。
-detach(-d)
親ジオメトリから 3 次元空間に、選択した位置マーカーをデタッチすることを指定します。

フラグはコマンドの作成モードで表示できます	フラグはコマンドの編集モードで表示できます
フラグはコマンドの照会モードで表示できます	コマンド内でフラグを複数回使用できます。

MEL 例

// Create a simple motion path animation:

// create a path, e,g, a curve
string $path = `curve -d 3 -p -10 0 0 -p -6 0 10 -p -3 0 -10 -p 10 0 0 -k 0 -k 0 -k 0  -k 1 -k 1 -k 1`;

// Create an object, e.g. a sphere
string $object[] = `sphere -ch off -axis 0 1 0`;
scale 0.5 2.0 0.2;

// animate the object using a motion path with follow on
pathAnimation -f 1 -stu 0 -etu 30 -c $path $object[0];

// change the current time to be frame 20
currentTime -edit 20;

// Create a position marker on the path, at curve parameter value
// 0.75 and at current time:
marker -u 0.75 $path;

// Create an orientation marker on the path, at time 15:
marker -om -t 15 $path;

// Create a position marker and an orientation marker on the path,
// at curve parameter value .35 and at time 10:
marker -pm -om -t 10 -u 0.35 $path;