ジャンプ先: 概要. 戻り値. フラグ. MEL 例.

概要

hardenPointCurve [-caching boolean] [-constructionHistory boolean] [-multiplicity int] [-name string] [-nodeState int] [-object boolean] [-replaceOriginal boolean] curve

hardenPointCurve は、取り消し可能、照会可能、および編集可能です。

hardenPointCurve コマンドは、制御点インデックスのリストを指定したカーブのノットを変更して、その制御点に対応するノットが指定した多重度になるようにします。多重度 -1 は、カーブの次数に等しい多重度に使われる一般的な値です。

制限事項
多重度を上げた CV には、多重度 1 の隣り合う CV が必要になります。隣の CV の数は、カーブの次数と多重度を上げる前と後での CV の多重度の違いによって決まります。たとえば、多重度 1 の CV を多重度 3 の CV に変更した場合、多重度 1 の隣り合う CV (各サイドに 2 つ)が 4 つ必要になります。この条件を満たさない CV は無視されます。

戻り値

string[]オブジェクト名とノード名

照会モードでは、戻り値のタイプは照会されたフラグに基づきます。

フラグ

caching, constructionHistory, multiplicity, name, nodeState, object, replaceOriginal
ロング ネーム(ショート ネーム) 引数タイプ プロパティ
-multiplicity(-m) int createqueryedit
カーブ ノットに必要な多重度
既定: -1
高度なフラグ
-caching(-cch) boolean createqueryedit
ノード キャッシング モードを修正します。詳細については、ノードの説明を参照してください。
注: 上級ユーザ向けの機能です。
-nodeState(-nds) int createqueryedit
ノード状態を修正します。詳細については、ノードの説明を参照してください。
注: 上級ユーザ向けの機能です。
共通のフラグ
-name(-n) string create
新しく作成するノードの名前を設定します。ネームスペース パスを含む場合、指定されたネームスペースの下に新しいノードが作成されます。ネームスペースが存在しない場合は、ネームスペースが作成されます。
-constructionHistory(-ch) boolean create
コンストラクション ヒストリをオンまたはオフにします。
-object(-o) boolean create
結果のオブジェクト、またはディペンデンシー ノードのみを作成します。
-replaceOriginal(-rpo) boolean create
「同じ位置」に作成(つまり置き換え)します。

フラグはコマンドの作成モードで表示できます フラグはコマンドの編集モードで表示できます
フラグはコマンドの照会モードで表示できます コマンド内でフラグを複数回使用できます。

MEL 例

// Make the example curve.
curve -d 3 -p -7.253894 0 10.835724 -p -7.423939 0 6.977646
           -p -7.400778 0 2.798971 -p -7.458196 0 -1.524959
           -p -2.411453 0 -1.07677 -p 1.44791 0 -0.8977448
           -p 5.526346 0 -0.8610371 -p 5.740407 0 3.780402
           -p 6.293634 0 7.571941 -p 5.957847 0 10.72273
           -p 2.753946 0 10.894312 -p -0.6375988 0 11.062571
           -p -5.889847 0 10.940658 -k 0 -k 0 -k 0 -k 1 -k 2 -k 3
           -k 4 -k 5 -k 6 -k 7 -k 8 -k 9 -k 10 -k 10 -k 10 ;

 // Raise the ones that you want to have "sharp" corners
 hardenPointCurve -ch 1 -rpo 1 -m -1
           curve1.cv[3] curve1.cv[6] curve1.cv[9];

 // Same result, as the in-between CVs are ignored:
 undo;
 hardenPointCurve -ch 1 -rpo 1 -m -1 curve1.cv[0:12];