ジャンプ先: 概要. 戻り値. キーワード. 関連. フラグ. MEL 例.

概要

getMetadata [-channelName string] [-channelType string] [-endIndex string] [-index string] [-indexType string] [-memberName string] [-scene] [-startIndex string] [-streamName string]

getMetadata は、取り消し不可能照会不可能、および編集不可能です。

このコマンドを使用して、ノードまたはシーンからメタデータ要素の値を取得します。一度に 1 つのストラクチャ メンバーを返すように制限されています。便宜上、必要な詳細は、単一のメタデータ チャネルで 1 つのストラクチャの単一のメンバーを検索するのに十分な情報だけです。

最も単純なケースで、1 つのメタデータ チャネルに 1 つのストリームがあり、メンバーを 1 つだけ持つストラクチャを使用する場合、必要な情報は、メタデータを含むオブジェクトの名前だけです。最も複雑なケースでは、1 つの一意のメンバーにメタデータを絞り込むために、「channelName」、「streamName」、「memberName」のすべてが必要になります。

一般にスクリプトでは、メタデータがどこかに追加される可能性があるため、すべてのフラグを使用することをお勧めします。ショートカットは主に、スクリプト エディタまたはコマンド ラインでコマンドを直接入力するときにすばやく入力するためにあります。

データが存在しない場所でインデックスが指定されると、値がなかったインデックスを通知するメッセージが表示され、コマンドは失敗します。有効なメタデータのある場所を事前に把握しておく必要がある場合は、最初に hasMetadata コマンドを使用してメタデータがある場所を特定します。フィルタ フラグ

メッシュ上のメタデータは、「vertex」、「edge」、「face」、「vertexFace」のチャネル タイプが同じ名前のコンポーネントに直接接続している点で特殊です。これらのメタデータ チャネルは、channelName および index/startIndex/endIndex フラグを使用せずに、コマンド ライン上で対応するコンポーネントを単に選択または指定することで、より簡単に設定することができます。たとえば、セレクション「myMesh.vtx[8:10]」は、channelName = vertex、および index = 8, 9, 10 (多目的フラグとして)または setIndex = 8, endIndex=10 のいずれかに対応します。

1 回のコマンドで使用できるのは、1 つのノードまたはシーンと、一意のメタデータ ストラクチャ メンバーのみです。複数のストラクチャ メンバーの値を取得するにはコマンドを複数回コールする必要がありますが、この方法によってデータをシンプルに保つことができます。

データが返されると、インデックス順序でメンバー全体が一緒に表示されます。たとえば、3 つのコンポーネントで float[3] メタデータを取得する場合、9 つの値が次の順序で返されます。index[0]-float[0]、index[0]-float[1]、index[0]-float[2]、index[1]-float[0]、index[1]-float[1]、index[1]-float[2]、index[2]-float[0]、index[2]-float[1]、index[2]-float[2]。Python の実装では、float[3] 値はそれぞれ配列となるため、3 つの float[3] 配列が返されます。

戻り値

int[]メタデータ メンバーの整数値のリスト
float[]メタデータ メンバーの実数値のリスト
string[]メタデータ メンバーの文字列値のリスト

キーワード

metadata, component, stream, channel, association

関連

addMetadata, applyMetadata, dataStructure, editMetadata, hasMetadata

フラグ

channelName, channelType, endIndex, index, indexType, memberName, scene, startIndex, streamName
ロング ネーム(ショート ネーム) 引数タイプ プロパティ
-memberName(-mn) string create
取得される構造体メンバーの名前。メンバーの名前は、「dataStructure」コマンドで渡された説明に基づいて、または、構造の作成に使用された API を介してその構造の定義で設定されます。このフラグは、選択したストラクチャに複数のメンバーが存在する場合にのみ必要です。
-channelName(-cn) string createquery
指定したチャネル(例: 「vertex」)に属しているメタデータのみが認識されるようにメタデータの選択をフィルタします。セレクション リストのコンポーネントが目的のメタデータを指定するために使用されている場合、このフラグは無視されます。

照会モードでは、このフラグは値を受け入れることができます。

-channelType(-cht) string createquery
現在サポートしていません: 代わりに 'channelName' フラグを使用してください。

照会モードでは、このフラグは値を受け入れることができます。

-endIndex(-eix) string create

メタデータは、インデックス リストであるストリームに保存されます。メッシュ コンポーネントが選択されている場合、メタデータのインデックスは、選択されたコンポーネントのリストで暗黙的となります。ノードまたはシーンのみを選択した場合、このフラグを startIndex フラグと組み合わせて使用することで、メタデータの取得元となるインデックスの範囲を指定できます。startIndex の値が endIndex の値よりも大きくなるとエラーが発生します。

複数のインデックスを指定する別の方法については、index フラグを参照してください。このフラグは、範囲をサポートするインデックス タイプでのみ使用できます(整数値など。2 つの文字列間の範囲を要求しても無効です)。

照会モードでは、このフラグは値を受け入れることができます。

-index(-idx) string createquerymultiuse

通常、メタデータは単純な整数値を使用してインデックス化されます。特定のタイプのデータでは、他のインデックス タイプを使用する場合があります。たとえば、「頂点フェース」コンポーネントでは、「pair」インデックス タイプを使用します。このインデックス タイプは、コンポーネントのフェース ID を表す整数値と頂点 ID を表す整数値の 2 つの整数値を表します。

index フラグは文字列を取り、指定された indexType に必要な形式にフォーマットされます。index フラグを使用する場合 indexType はすべて同じになります。タイプが指定されていない場合は、単純な整数値とみなされます。

照会モードでは、このフラグは値を受け入れることができます。

-indexType(-idt) string createquery
新しいチャネルが使用するインデックス タイプの名前。指定しない場合、既定で単純な整数インデックスに設定されます。ネイティブ タイプの中で、メッシュの「vertexFace」チャネルのみ異なり、「pair」インデックス タイプを使用します。

照会モードでは、このフラグは値を受け入れることができます。

-scene(-scn) createquery
個々のノードにではなくシーン全体にメタデータを追加したい場合は、このフラグを使用します。このフラグを使用してノードを選択すると、ノードは無視され、警告が表示されます。
-startIndex(-six) string create

メタデータは、インデックス リストであるストリームに保存されます。メッシュ コンポーネントが選択されている場合、メタデータのインデックスは、選択されたコンポーネントのリストで暗黙的となります。ノードまたはシーンのみを選択した場合、このフラグを endIndex フラグと組み合わせて使用することで、メタデータの取得元となるインデックスの範囲を指定できます。startIndex の値が endIndex の値よりも大きくなるとエラーが発生します。

複数のインデックスを指定する別の方法については、index フラグを参照してください。このフラグは、範囲をサポートするインデックス タイプでのみ使用できます(整数値など。2 つの文字列間の範囲を要求しても無効です)。

照会モードでは、このフラグは値を受け入れることができます。

-streamName(-stn) string createquery
メタデータ ストリームの名前。コンテキストに応じて、作成されるストリームの名前、またはフィルタを通過するストリームの名前にすることができます。

照会モードでは、このフラグは値を受け入れることができます。


フラグはコマンドの作成モードで表示できます フラグはコマンドの編集モードで表示できます
フラグはコマンドの照会モードで表示できます コマンド内でフラグを複数回使用できます。

MEL 例

polyPlane -n smcPlane -ch off;
// Result: smcPlane //
pickWalk -d down;
// Result: smcPlaneShape //
// Create structures
dataStructure -format "raw" -asString "name=idStructure:int32=ID";
dataStructure -format "raw" -asString "name=keyValueStructure:string=value";
// Result: idStructure //
// Apply structures to plane
addMetadata -structure "idStructure" -streamName "idStream" -channelName "vertex";
addMetadata -structure "keyValueStructure" -streamName "keyValueStream" -channelName "key" -indexType "string";
// Set the metadata values on three of the components by selection
select -r smcPlaneShape.vtx[8:10];
editMetadata -streamName "idStream" -memberName "ID" -value 7;
// Result: 1 //
// Retrieve the three newly set metadata values
select -r smcPlaneShape;
getMetadata -streamName "idStream" -memberName "ID" -channelName "vertex" -index "8" -index "9" -index "10";
// Result: 7 7 7 //
// Get metadata from a larger group of indices all at once.
// Note that unassigned metadata values assume the default (0 for numbers).
select -r smcPlaneShape.vtx[7:10];
getMetadata -streamName "idStream" -memberName "ID";
// Result: 0 7 7 7 //
// Set metadata values using the complex index type "string"
editMetadata -streamName "keyValueStream" -memberName "value" -stringValue "Starry Night" -index "Title";
editMetadata -streamName "keyValueStream" -memberName "value" -stringValue "Vincent Van Gogh" -index "Artist";
// Retrieve the complex index data (note return is in alphabetical order of index)
getMetadata -streamName "keyValueStream" -memberName "value" -channelName "key" -index "Title" -index "Artist" -indexType "string";
// Result: Vincent Van Gogh Starry Night //