ジャンプ先: 概要. 戻り値. フラグ. MEL 例.

概要

threadCount [-numberOfThreads int]

threadCount は、取り消し可能、照会可能、および編集不可能です。

このコマンドは、マルチスレッド化したコードの領域で、Maya が使用するスレッド数を設定します。既定では、スレッド数は、物理 CPU 数ではなく、論理 CPU 数と同じです。論理 CPU は、物理 CPU と次の部分が異なります。

ハイパースレッドの物理 CPU は、2 つの論理 CPU として数えられます。
デュアルコア CPU は、2 つの論理 CPU として数えられます。

作業負荷によっては、論理 CPU あたり 1 つのスレッドをうまく使用できない場合があります。この現象は、ハイパースレッド化した場合に発生することがあります。最適なパフォーマンスを実現するスレッド数を確認するために、異なるスレッド数を試してみてください。スレッドが多くなると、Maya はより多くのメモリを使用します。

ゼロの値を設定すると、使用するスレッド数がシステム内の論理プロセッサ数と等しくなります。

戻り値

なし

照会モードでは、戻り値のタイプは照会されたフラグに基づきます。

フラグ

numberOfThreads
ロング ネーム(ショート ネーム) 引数タイプ プロパティ
-numberOfThreads(-n) int createquery
使用するスレッド数を設定します。

フラグはコマンドの作成モードで表示できます フラグはコマンドの編集モードで表示できます
フラグはコマンドの照会モードで表示できます コマンド内でフラグを複数回使用できます。

MEL 例

threadCount -n 4;    // sets Maya to use 4 threads for multithreaded evaluation
threadCount -n 0;    // sets Maya to use one thread per logical CPU
threadCount -q -n;   // query number of threads currently set