ジャンプ先: 概要. 戻り値. キーワード. フラグ. Python 例.

概要

shot([audio=string], [clip=string], [clipDuration=time], [clipOpacity=float], [clipSyncState=boolean], [clipZeroOffset=time], [copy=boolean], [createCustomAnim=boolean], [currentCamera=string], [customAnim=boolean], [deleteCustomAnim=boolean], [determineTrack=boolean], [endTime=time], [favorite=boolean], [flag1=boolean], [flag10=boolean], [flag11=boolean], [flag12=boolean], [flag2=boolean], [flag3=boolean], [flag4=boolean], [flag5=boolean], [flag6=boolean], [flag7=boolean], [flag8=boolean], [flag9=boolean], [hasCameraSet=boolean], [hasStereoCamera=boolean], [linkAudio=string], [lock=boolean], [mute=boolean], [paste=boolean], [pasteInstance=boolean], [postHoldTime=time], [preHoldTime=time], [scale=float], [sequenceDuration=time], [sequenceEndTime=time], [sequenceStartTime=time], [shotName=string], [sourceDuration=time], [startTime=time], [track=int], [transitionInLength=time], [transitionInType=int], [transitionOutLength=time], [transitionOutType=int], [unlinkAudio=boolean])

注: オブジェクトの名前と引数を表す文字列は、カンマで区切る必要があります。これはシノプシスに示されていません。

shot は、取り消し可能、照会可能、および 編集可能 です。

ショット ノードを作成したり、作成したノードを操作するために使用します。

戻り値

stringショットの名前

照会モードでは、戻り値のタイプは照会されたフラグに基づきます。

キーワード

reference, sequencer, node

フラグ

audio, clip, clipDuration, clipOpacity, clipSyncState, clipZeroOffset, copy, createCustomAnim, currentCamera, customAnim, deleteCustomAnim, determineTrack, endTime, favorite, flag1, flag10, flag11, flag12, flag2, flag3, flag4, flag5, flag6, flag7, flag8, flag9, hasCameraSet, hasStereoCamera, linkAudio, lock, mute, paste, pasteInstance, postHoldTime, preHoldTime, scale, sequenceDuration, sequenceEndTime, sequenceStartTime, shotName, sourceDuration, startTime, track, transitionInLength, transitionInType, transitionOutLength, transitionOutType, unlinkAudio
ロング ネーム(ショート ネーム) 引数タイプ プロパティ
startTime(st) time createqueryedit
Maya タイム スライダでのショットの開始時間です。startTime を変更すると、ショットの継続時間が延長されます。
endTime(et) time createqueryedit
Maya タイム スライダでのショットの終了時間です。startTime を変更すると、ショットの継続時間が延長されます。
sequenceStartTime(sst) time createqueryedit
シーケンス タイム スライダでのショットの開始時間です。ショットの startTime を変更すると、シーケンス時間におけるショットの開始時間が変わります。
sequenceEndTime(set) time createqueryedit
シーケンス タイム スライダでのショットの終了時間です。ショットの endTime を変更すると、シーケンス時間におけるショットの継続時間が変わります。
preHoldTime(prt) time createqueryedit
シーケンス タイム スライダにおいて、ショットの前に付加する時間の長さを指定します。シーケンス時間内のショットの先頭フレームごとに指定の長さを付加します。
postHoldTime(pst) time createqueryedit
シーケンス タイム スライダにおいて、ショットの後ろに付加する時間の長さを指定します。シーケンス時間内のショットの最終フレームごとに指定の長さを付加します。
scale(s) float createqueryedit
ショットの Maya フレーム レンジをスケールする度合を指定します。これによって sequenceEndFrame は影響を受けますが、sequenceStartFrame はそのまま変更されません。
sourceDuration(sd) time queryedit
ショットにおけるソース フレーム数を返します。このフラグは照会のみです。
sequenceDuration(sqd) time queryedit
ショットのシーケンス継続時間を返し、付加時間やスケールを含みます。このフラグは照会のみです。
currentCamera(cc) string createqueryedit
このショットに使用されたカメラを示します。ショットやシーケンサ(Sequencer)のカメラの使用方法の詳細については、ショット ノードに関するマニュアルを参照してください。
hasStereoCamera(hsc) boolean createqueryedit
このショットに関連付けられたカメラが立体視カメラの場合、true を返します。
hasCameraSet(hcs) boolean createqueryedit
このショットに関連付けられたカメラがカメラ セットの場合、true を返します。
track(trk) int queryedit
このショットが属するトラックを指定します。
clip(cl) string createqueryedit
このショットに使用されたクリップを示します。このクリップは currentCamera の imagePlane に配置されます。ショットやシーケンサ(Sequencer)のカメラの使用方法の詳細については、ショット ノードに関するマニュアルを参照してください。
clipOpacity(co) float createqueryedit
ショットのクリップの不透明度を示します。この値は currentCamera の imagePlane に割り当てられます。ショットやシーケンサ(Sequencer)のカメラの使用方法の詳細については、ショット ノードに関するマニュアルを参照してください。
clipDuration(cd) time createqueryedit
クリップの長さを示します。シーケンサ(Sequencer)のクリップ インディケータ バーの表示に使用されます。
clipZeroOffset(czo) time createqueryedit
ショットの冒頭に対応させるクリップの時間を指定します。これは、分割したクリップを正確に位置合わせするために使用されます。
clipSyncState(css) boolean createqueryedit
このショットに使用されたクリップのビューポートとの同期状態を示します。戻り値は0 = このショットに使用されているクリップはない 1 = クリップはビューポートと完全に同期され、フレームはシーケンサと 1:1 2 = クリップはビューポートと部分的に同期され、ムービーはシーケンサに合わせてスケール可能 3 = クリップはビューポートと同期されていない(スケール/時間/カメラの相違が考えられる)
audio(aud) string createqueryedit
ショットのオーディオ クリップを指定します。オーディオはショットにリンクされ、ショットがシーケンサ(Sequencer)に表示されている間、指定のサウンドを再生することができます。ショットやシーケンサ(Sequencer)のオーディオの使用方法の詳細については、ショット ノードに関するマニュアルを参照してください。
favorite(fav) boolean createqueryedit
ショットをお気に入りに指定します。シーケンサ(Sequencer)のパネルでのナビゲーションを効率化するための UI インディケータです。
lock(lck) boolean createqueryedit
指定のショットをロックします。shotTrack コマンドを使用して実行する、トラック全体のロックとは異なります。
mute(m) boolean createqueryedit
指定のショットをミュートします。shotTrack コマンドを使用して実行する、トラック全体のミュートとは異なります。
shotName(sn) string createqueryedit
ショットのユーザ定義名を指定します。Maya のノード名としては無効な名前を割り当てることができます。shotName アトリビュートが定義されると、必ずその値が UI で使用されます。
copy(c) boolean createqueryedit
このフラグを使用して、1 つまたは複数のクリップをクリップボードにコピーします。照会モードでこのフラグを使用すると、クリップボードにコピーされた内容を照会することができます。
paste(p) boolean createqueryedit
このフラグを使用して、クリップボードのショットをシーケンス タイム スライダにペーストします。ショットは、c/copy フラグを使用してクリップボードに追加します。
pasteInstance(pi) boolean createqueryedit
このフラグを使用して、クリップボードのショットのインスタンスをシーケンス タイム スライダにペーストします。オリジナルのソース ショットからカメラやイメージ プレーンを複製する p/paste フラグと異なり、pi/pasteInstance フラグはソース ショットのカメラやイメージ プレーンを共有します。オーディオ ノードは複製されます。
linkAudio(la) string createqueryedit
このショットにリンクするオーディオ クリップを指定します。現在リンクされているオーディオのリンクが解除されることはありません。
unlinkAudio(ula) boolean queryedit
コメント 現在リンクしているオーディオのリンクがすべて解除されます。
determineTrack(dt) boolean queryedit
ショットに使用できるトラックを定義します。新しいトラック番号、または、現在のトラックを使用できる場合は既存のトラック番号を返します。
createCustomAnim(cca) boolean edit
アニメーション レイヤを作成し、ショット ノードの customAnim アトリビュートをアニメーション レイヤの weight アトリビュートにリンクします。
deleteCustomAnim(dca) boolean edit
このショットの customAnim アトリビュートからアニメーション レイヤを接続解除し、アニメーション レイヤ ノードを削除します。
customAnim(ca) boolean query
このショット ノードの customAnim アトリビュートにリンクされたアニメーション レイヤ ノードの名前を返します。
flag1(f1) boolean createqueryedit
このショットについてユーザが指定した状態フラグ 1/12
flag2(f2) boolean createqueryedit
このショットについてユーザが指定した状態フラグ 2/12
flag3(f3) boolean createqueryedit
このショットについてユーザが指定した状態フラグ 3/12
flag4(f4) boolean createqueryedit
このショットについてユーザが指定した状態フラグ 4/12
flag5(f5) boolean createqueryedit
このショットについてユーザが指定した状態フラグ 5/12
flag6(f6) boolean createqueryedit
このショットについてユーザが指定した状態フラグ 6/12
flag7(f7) boolean createqueryedit
このショットについてユーザが指定した状態フラグ 7/12
flag8(f8) boolean createqueryedit
このショットについてユーザが指定した状態フラグ 8/12
flag9(f9) boolean createqueryedit
このショットについてユーザが指定した状態フラグ 9/12
flag10(f10) boolean createqueryedit
このショットについてユーザが指定した状態フラグ 10/12
flag11(f11) boolean createqueryedit
このショットについてユーザが指定した状態フラグ 11/12
flag12(f12) boolean createqueryedit
このショットについてユーザが指定した状態フラグ 12/12
transitionInType(tit) int queryedit
ショットへのトランジションについてトランジションのタイプを指定します。0 = フェード 1 = ディゾルブ
transitionOutType(tot) int queryedit
ショットからのトランジションについてトランジションのタイプを指定します。0 = フェード 1 = ディゾルブ
transitionInLength(til) time createqueryedit
ショットへのトランジションの長さ。
transitionOutLength(tol) time createqueryedit
ショットからのトランジションの長さ。

フラグはコマンドの作成モードで表示できます フラグはコマンドの編集モードで表示できます
フラグはコマンドの照会モードで表示できます フラグに複数の引数を指定し、タプルまたはリストとして渡すことができます。

Python 例

import maya.cmds as cmds

myShot = cmds.shot('myShot', st=10, et=19);
cmds.shot(myShot, e=True, sst=100, set=119);
cmds.shot(myShot, q=True, st=True);
# Result: 10.0 #
cmds.shot(myShot, q=True, sst=True);
# Result: 100.0 #
cmds.shot(myShot, e=True, pst=10);
cmds.shot(myShot, q=True, set=True);
# Result: 119.0 #
cmds.shot(myShot, e=True, prt=5);
cmds.shot(myShot, q=True, set=True);
# Result: 124.0 #
cmds.shot(myShot, q=True, sd=True);
# Result: 25.0 #