ジャンプ先: 概要. 戻り値. 関連. フラグ. Python 例.
namespaceInfo(
string
, [absoluteName=boolean], [baseName=boolean], [currentNamespace=boolean], [dagPath=boolean], [fullName=boolean], [internal=boolean], [isRootNamespace=string], [listNamespace=boolean], [listOnlyDependencyNodes=boolean], [listOnlyNamespaces=boolean], [parent=boolean], [recurse=boolean], [shortName=boolean])
注: オブジェクトの名前と引数を表す文字列は、カンマで区切る必要があります。これはシノプシスに示されていません。
namespaceInfo は、取り消し可能、照会不可能、および 編集不可能 です。
このコマンドは、ネームスペースに関する情報を表示します。必要に応じて、コマンド ラインでターゲット ネームスペースを指定できます。ネームスペースを指定しない場合は、現在のネームスペースに関する情報が表示されます。
ネームスペースとは、特定の名前で複数のオブジェクトを単にグループ化したものです。ネームスペース内の各項目は、項目名と所属するネームスペースの組み合わせで識別することができます。ネームスペースには、他のネームスペースをセットのように含むことができますが、すべてのネームスペースは接続されていてはならない、という制約があります。
ネームスペースは、主に Maya での名前の衝突を回避するために使用されます。名前の衝突とは、ファイルを読み込んだ場合などに、新規のオブジェクトが既存のオブジェクトと同じ名前を持つことを指します。ネームスペースを使用すると、2 つのオブジェクトが別のネームスペースにあれば、同じ名前を付けることができます。
ネーム グループは名前を単にグループ化したものであり、選択、DAG、ディペンデンシー グラフ、その他いかなる Maya の機能にも影響しないことに注意してください。すべてのネームスペース名は、コロンで区切ります。
ネームスペース フォーマットのフラグは、「baseName」(「shortName」)、「fullName」、および「absoluteName」です。このフラグをメインの照会フラグと組み合わせて使用することで、返された結果の目的のネームスペース フォーマットを指定します。指定したネームスペースの別のフォーマットを返す場合にも使用できます。既定では、フォーマットが指定されていない場合、結果はフル ネームとして返されます。
namespace
absoluteName, baseName, currentNamespace, dagPath, fullName, internal, isRootNamespace, listNamespace, listOnlyDependencyNodes, listOnlyNamespaces, parent, recurse, shortName
| ロング ネーム(ショート ネーム) |
引数タイプ |
プロパティ |
listNamespace(ls)
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boolean
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currentNamespace(cur)
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boolean
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isRootNamespace(ir)
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string
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ネームスペースがルート(「:」)の場合は true、ルートでない場合は false を返します。
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parent(p)
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boolean
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ネームスペースの親を表示します。既定では、このリストには内部ノード(itemFilters など)は含まれません。内部ノードを含めるには、「internal」フラグを使用します。
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listOnlyDependencyNodes(lod)
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boolean
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ネームスペース内のすべてのディペンデンシー ノードをリスト表示します。
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listOnlyNamespaces(lon)
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boolean
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ネームスペース内のすべてのネームスペースをリスト表示します。
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recurse(r)
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boolean
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「listNamespace」、「listOnlyNamespaces」、または「listOnlyDependencyNode」を指定すると、ネームスペースのすべての子ネームスペースを再帰的にリストに含めることができます。
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dagPath(dp)
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boolean
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「listNamespace」フラグと「listOnlyDependencyNodes」フラグが変更され、返される DAG オブジェクト名に、名前が固有になるのに必要な DAG パスが含まれることが示されます。このフラグが存在しない場合、DAG パスが含まれない名前が返されます。
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shortName(sn)
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boolean
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このフラグは非推奨になりました。Maya の将来のリリースで除去される可能性があります。baseName フラグと同義です。代わりに baseName フラグを使用してください。
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baseName(bn)
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boolean
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コマンドによって返されるネームスペースの目的のフォーマットを指定するために使用できる汎用フラグです。ネームスペースのベース名には、リーフ レベルの名前のみが含まれ、その親ネームスペースは含まれません。たとえば、「ns:ball」という名前のオブジェクトの場合、そのベース名は「ball」になります。このモードは、常に同じ方法でベース名を返し、現在のネームスペース モードまたは相対ネームスペース モードの影響を受けません。「absoluteName」や「fullName」などの他のフォーマット モディファイヤも参照してください。「shortName」フラグは「baseName」と同じものです。
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fullName(fn)
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boolean
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コマンドによって返されるネームスペースの目的のフォーマットを指定するために使用できる汎用フラグです。ネームスペースのフル ネームには、ネームスペース パスとベース名の両方が含まれます。ただし、ルート ネームスペースを表す最初のコロンはありません。たとえば、「ns:ball」はフル ネームですが、「:ns:ball」は絶対名です。このモードは、現在のネームスペース モードと相対ネームスペース モードの影響を受けます。「baseName」や「absoluteName」などの他のフォーマット モディファイヤも参照してください。
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absoluteName(an)
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boolean
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コマンドによって返されるネームスペースの目的のフォーマットを指定するために使用できる汎用フラグです。ネームスペースの絶対名は、ルート ネームスペース「:」で始まり、すべての親ネームスペースを含むフル ネームスペース パスです。たとえば、「:ns:ball」は絶対ネームスペース名ですが、「ns:ball」は絶対ネームスペース名ではありません。絶対ネームスペース名は不変であり、現在のネームスペースまたは相対ネームスペース モードの影響を受けません。「baseName」や「fullName」などの他のフォーマット モディファイヤも参照してください。
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internal(int)
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boolean
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このフラグは「listOnlyDependencyNodes」フラグと一緒に使用します。設定すると、返されるリストに、既定では表示されない内部ノード(itemFilters など)が含まれます。
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フラグはコマンドの作成モードで表示できます
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フラグはコマンドの編集モードで表示できます
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フラグはコマンドの照会モードで表示できます
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フラグに複数の引数を指定し、タプルまたはリストとして渡すことができます。
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import maya.cmds as cmds
# List the contents of the current namespace
#
cmds.namespaceInfo( listNamespace=True )
# List the parent of the current namespace
#
cmds.namespaceInfo( parent=True )
# List the parent of the current namespace with short name
#
cmds.namespaceInfo( parent=True, shortName=True )
# Determine if the current namespace is root
#
cmds.namespaceInfo( rootNamespace=True )
# List the parent of the current namespace with absolute name
#
cmds.namespaceInfo( parent=True, absoluteName=True )
# List dependency nodes including internal nodes
#
cmds.namespaceInfo(listOnlyDependencyNodes = True, internal = True);
# samples of query info of specified namespace
cmds.namespace( set =":" )
cmds.namespace( add ="sample" )
cmds.namespace( set =":sample" )
cmds.namespace( add ="sun" )
# List the contents of the specified namespace
#
cmds.namespaceInfo( ":sample", listNamespace=True )
# Result: sample:sun
# List the parent of the specified namespace
#
cmds.namespaceInfo( ":sample:sun", parent=True )
# result: sample
# List the parent of the specified namespace with baseName name
#
cmds.namespaceInfo( ":sample:sun", parent=True, baseName=True )
# result: sample
# Determine if the specified namespace is root
#
cmds.namespaceInfo( ":", isRootNamespace=True )
# result: True
# List the parent of the specified namespace with absolute name
#
cmds.namespaceInfo( ":sample:sun", parent=True, absoluteName=True )
# result: :sample
# List dependency nodes including internal nodes
#
cmds.namespaceInfo( ":sample", listOnlyNamespaces = True )
# result: sample:sun
# Query the namespace name and have it returned in different formats
#
cmds.namespaceInfo( ":sample:sun", baseName = True )
# result: "sun"
cmds.namespaceInfo( ":sample:sun", fullName = True )
# result: "sample:sun"
cmds.namespaceInfo( "sample:sun", absoluteName = True )
# result: ":sample:sun"