ジャンプ先: 概要. 戻り値. キーワード. 関連. フラグ. Python 例.

概要

baseView(string, [itemInfo=string], [itemList=boolean], [viewDescription=boolean], [viewLabel=boolean], [viewList=boolean], [viewName=string])

注: オブジェクトの名前と引数を表す文字列は、カンマで区切る必要があります。これはシノプシスに示されていません。

baseView は、取り消し不可能、照会可能、および 編集可能 です。

ビューは、特定のノード タイプまたはコンテナのアトリビュートのレイアウト情報を定義します。ビューは、ビルトインのビューのセットから選択するか、関連付けられたコンテナ テンプレート上で定義することができます。このコマンドは、コンテナ ノードまたは指定されたテンプレートのビュー関連情報を照会します。このコマンドが返す情報は、照会時にコンテナ ノード上で実行されているビュー関連設定(コンテナのビュー モード、テンプレート名、ビュー名のアトリビュートなど)に基づきます。

戻り値

なし

照会モードでは、戻り値のタイプは照会されたフラグに基づきます。

キーワード

base, view

関連

baseTemplate, containerView

フラグ

itemInfo, itemList, viewDescription, viewLabel, viewList, viewName
ロング ネーム(ショート ネーム) 引数タイプ プロパティ
itemInfo(ii) string query
itemList フラグと組み合わせて照会モードで使用します。ビューの各項目の情報のリストを返すコマンドで、この引数値によって各項目について返す情報フィールドを定義します。情報フィールドは返される文字配列にリスト表示されます。キーワードを指定する順番によって、コマンドが返すデータの順番が決まります。コロン(:)で区切られる、次の 1 つまたは複数のキーワードを使用して引数の値を指定します。
  • itemIndex: 連続した項目番号(0 から開始)
  • itemName: 項目名(文字列)
  • itemLabel: 項目の表示ラベル(文字列)
  • itemDescription: 項目の説明フィールド(文字列)
  • itemLevel: 項目の階層レベル(0~n)
  • itemIsGroup: (ブーリアン 0 または 1)はこの項目がグループかどうかを示します。
  • itemIsAttribute: (ブーリアン 0 または 1)はこの項目がアトリビュートかどうかを示します。
  • itemNumChildren: この項目の直接の子(グループまたはアトリビュート)の数
  • itemAttrType: 項目のアトリビュート タイプ(文字列)
  • itemCallback: 項目のコールバック フィールド(文字列)

照会モードでは、このフラグに値が必要になります。

itemList(il) boolean query
照会モードで使用して、ビューの各項目に関する情報のリストを返します。照会するビューを選択するには、viewName フラグを使用します。各項目について返す情報は、itemInfo 引数値で定義します。効率性の点では、必要なすべての項目の情報を一度に照会するのが最良です(照会するごとにビュー情報が再計算されるのを避けるため)。
viewDescription(vd) boolean query
照会モードで使用され、選択されたビューに関連付けられた説明フィールドを返します。このビューに対して説明が定義されていない場合、値は空です。
viewLabel(vb) boolean query
照会モードで使用して、ビューと関連付ける表示ラベルを返します。選択されたビューに基づき、ユーザ インタフェースに適切なラベルを返します。表示目的の場合はビュー名よりもビュー ラベルの使用が適しています。
viewList(vl) boolean query
照会モードで使用され、指定のターゲット(コンテナまたはテンプレート)に対して定義されたすべてのビューのリストを返します。
viewName(vn) string query
照会モードで使用し、テンプレート ターゲットと併せて使用すると、照会されたビューの名前が指定されます。コンテナ ターゲットと併せて使用される場合は、文字列引数を必要とせず、コンテナに関連付けられた現在アクティブなビューの名前を返します。現在選択しているビューが有効なテンプレート ビューではない場合、またはいずれかのビルトイン ビュー モードで生成されている場合は、この値が空になる場合があります。このため、表示目的の場合はビュー ラベルがより適切です。

照会モードでは、このフラグは値を受け入れることができます。


フラグはコマンドの作成モードで表示できます フラグはコマンドの編集モードで表示できます
フラグはコマンドの照会モードで表示できます フラグに複数の引数を指定し、タプルまたはリストとして渡すことができます。

Python 例

import maya.cmds as cmds

# Obtain a list of all available views for template1
#
cmds.baseView ( 'AEblinn', query=True, viewList=True);
# Result: [u'Animation', u'Rendering'] #
#