ジャンプ先: 概要. 戻り値. 関連項目. フラグ. Python 例.

概要

partition( [string] [string...] , [addSet=name], [name=string], [removeSet=name], [render=boolean])

注意: オブジェクト名や引数を表す文字列はカンマで区切ります。これは概要には示されていません。

partition は 「元に戻す」が可能、「照会」が可能、「編集」が可能 です。

パーティションのセットの作成、照会、追加、削除に使用します。パーティション名を指定する必要がある場合は 1 番目の引数に指定します。その他の引数はセット名を表します。 フラグを指定しないと、デフォルト名のパーティションが作成されます。コマンドの引数であるセットは、パーティションに追加されます。 セットは、そのメンバーがパーティション内の別のセット内に存在しない場合に限ってパーティションに追加されます。パーティションを作成する場合に -re/render フラグを指定すると、「レンダリング可能」セットのみがパーティションに追加されます。 -addSet フラグか -removeSet フラグを使用すると、パーティションのセットの追加と削除ができます。 注: セットが選択されている状態でパーティション コマンドを実行すると、作成されるパーティションにセットが追加されます。

戻り値

string 作成または編集されたパーティションの名前

戻り値の型は照会モードでは照会フラグが基になります。

関連項目

character, sets

フラグ

addSet, name, removeSet, render
ロング ネーム(ショート ネーム) 引数型 プロパティ
name(n) string create
指定した名前を新しいパーティションに割り当てます。作成モードでのみ有効です。
render(re) boolean createquery
新しいパーティションにレンダー セットを含めることができます。 作成モードのみで使用してください。デフォルトは false です。 照会フラグとともに使用することもできます。この場合はブーリアンを返します。
addSet(add) name create
指定したパーティションにセットのリストを追加します。
removeSet(rm) name create
指定したパーティションからセットのリストを削除します。

: コマンドの作成モードで使用可能なフラグ : コマンドの編集モードで使用可能なフラグ
: コマンドの照会モードで使用可能なフラグ : タプルまたはリストとして渡された複数の引数を持てるフラグ

Python 例

import maya.cmds as cmds

# To create a partition calls p1 which contains set1 and set2 ...
cmds.partition( 'set1', 'set2', n='p1' )

# To create an empty render partition ...
cmds.partition( render=True )

# To add/remove sets from partition p1 ...
cmds.partition( 'set3', add='p1' )
cmds.partition( 'set1', rm='p1' )

# To get a list of all sets in a partition ...
cmds.partition( 'p1', q=True )

# To check if the partition is a render partition
cmds.partition( 'p1', q=True, re=True )