ジャンプ先: 概要. 戻り値. 関連項目. フラグ. Python 例.

概要

newton( selectionList , [attenuation=float], [magnitude=float], [maxDistance=linear], [minDistance=float], [name=string], [perVertex=boolean], [position=[linear, linear, linear]])

注意: オブジェクト名や引数を表す文字列はカンマで区切ります。これは概要には示されていません。

newton は 「元に戻す」が可能、「照会」が可能、「編集」が可能 です。

ニュートン フィールドは、ニュートンの万有引力の法則に基づき、引力を発生するオブジェクトの質量にしたがったフォースで、引力を発するオブジェクトに別のオブジェクトを引き寄せます。 このトランスフォームは関連付けられたディペンデンシー ノードです。 connectDynamic を使用して、フィールドがダイナミック オブジェクトに影響を及ぼすようにします。 フィールドを作成すると、このコマンドは各フィールドの名前を返します。フィールドを照会すると、その結果を返します。フィールドを編集すると、フィールド名を返します。 オブジェクト名が提供されるか、アクティブなセレクション リストが空でない場合、このコマンドはリスト内の全オブジェクトのフィールドを作成し、addDynamic をコールしてオブジェクトに追加します。リストが空の場合、コマンドのデフォルトは -pos 0 0 0 です。 コマンド ラインにオブジェクトを指定して -pos フラグを設定すると、エラーになります。

戻り値

string

戻り値の型は照会モードでは照会フラグが基になります。

関連項目

addDynamic, connectDynamic, particle

フラグ

attenuation, magnitude, maxDistance, minDistance, name, perVertex, position
ロング ネーム(ショート ネーム) 引数型 プロパティ
position(pos) [linear, linear, linear] queryeditmultiuse
フィールドを配置する空間内の位置です。 これで、ニュートンがオブジェクトからではなく空間のその位置から発生します。-pos を使用する(位置でフィールド作成時)ことも、オブジェクト名を示すこともできることに注意してください。
magnitude(m) float queryedit
フィールドの強さです。
attenuation(att) float queryedit
フィールドの減衰率です。
maxDistance(mxd) linear queryedit
フィールドが作用する最大距離です。 -1 は、フィールドに最大距離がないことを示します。
name(n) string queryedit
フィールドの名前です。
perVertex(pv) boolean queryedit
頂点ごとに適用します。このフラグが true に設定されている場合、選択したオブジェクトのそれぞれのポイント(CV、パーティクル、頂点など)ごとに、フォース フィールドの同一コピーが発生します。このフラグを false に設定すると、フォースはポイント セットのジオメトリの中心からのみ発せられます。
minDistance(mnd) float queryedit
フィールドの影響が作用する最小距離です。 距離は、フィールド フォースを求める公式の分母になります。 md を小さな正の値に設定することで、距離が非常に小さくなったときに起こる奇妙な動作を防止できます。

: コマンドの作成モードで使用可能なフラグ : コマンドの編集モードで使用可能なフラグ
: コマンドの照会モードで使用可能なフラグ : タプルまたはリストとして渡された複数の引数を持てるフラグ

Python 例

import maya.cmds as cmds

cmds.newton( 'particle1', m=5.0, mxd=2.0 )
# Creates a newton field with magnitude 5.0 and maximum distance 2.0,
# and adds it to the list of fields particle1 owns.

cmds.newton( pos=(-2, 0, 4) )
# Creates a newton field at position (0,2,4) in world coordinates,
# with default magnitude(1.0), attentuation (1.0),
# and max distance (5.0).

cmds.newton( 'newtonField1', e=1, att=0.98 )
# Edits the acceleration value of the field named newtonField1

cmds.newton( 'newtonField1', q=1, m=1 )
# Queries newtonF ield1for its magnitude.

cmds.newton( 'newtonField1', e=1, mxd=10.0 )
# Changes the maximum distance of the field called
# "newtonField1" to 10.0.

cmds.newton( m=2.0 )
# Creates a newton field with magnitude 2.0 for every active selection.
# If no there are active
# selections, creates such a field at world position (0,0,0).