ジャンプ先: 概要. 戻り値. フラグ. Python 例.

概要

fileDialog2([cancelCaption=string], [caption=string], [dialogStyle=int], [fileFilter=string], [fileMode=int], [okCaption=string], [returnFilter=boolean], [selectFileFilter=string], [startingDirectory=string])

注意: オブジェクト名や引数を表す文字列はカンマで区切ります。これは概要には示されていません。

fileDialog2 は 「元に戻す」が可能、「照会」が不可能「編集」が不可能 です。

ファイルまたはディレクトリを選択できるダイアログが設定されます。

戻り値

string 配列

フラグ

cancelCaption, caption, dialogStyle, fileFilter, fileMode, okCaption, returnFilter, selectFileFilter, startingDirectory
ロング ネーム(ショート ネーム) 引数型 プロパティ
dialogStyle(ds) int create
  • 1 は Windows または Mac OS X では、一般的なスタイルのファイル ダイアログが使用されます。
  • 2 はプラットフォーム間で一致したスタイルのカスタム ファイル ダイアログが使用されます。
caption(cap) string create
ダイアログのタイトルを設定します。
startingDirectory(dir) string create
ダイアログの開始ディレクトリを設定します。
fileFilter(ff) string create
ダイアログのファイル タイプ フィルタのリストを設定します。複数フィルタの場合は、二重のセミコロンで分離する必要があります。例を参照してください。
selectFileFilter(sff) string create
初期ファイル フィルタを、選択するように指定します。ワイルドカード仕様全体ではなく、開始テキストのみを指定します。
fileMode(fm) int create
ダイアログが返す内容を示します。
  • 0 は任意のファイルが存在するかどうか。
  • 1 は 1 つの既存ファイル。
  • 2 はディレクトリ名。ディレクトリとファイルの両方がダイアログに表示されます。
  • 3 はディレクトリ名。ディレクトリのみがダイアログに表示されます。
  • 4 は 1 つ以上の既存ファイル名。
okCaption(okc) string create
dialogStyle フラグを 2 に設定すると、ダイアログのボタンに OK または Accept のキャプションが表示されます。
cancelCaption(cc) string create
dialogStyle フラグを 2 に設定すると、ダイアログのボタンに Cancel のキャプションが表示されます。
returnFilter(rf) boolean create
true の場合、選択したフィルタは選択したファイルとともに、文字配列の最後の項目として返されます。

: コマンドの作成モードで使用可能なフラグ : コマンドの編集モードで使用可能なフラグ
: コマンドの照会モードで使用可能なフラグ : タプルまたはリストとして渡された複数の引数を持てるフラグ

Python 例

import maya.cmds as cmds

import maya.cmds as cmds

basicFilter = "*.mb"
cmds.fileDialog2(fileFilter=basicFilter, dialogStyle=2)

singleFilter = "All Files (*.*)"
cmds.fileDialog2(fileFilter=singleFilter, dialogStyle=2)

multipleFilters = "Maya Files (*.ma *.mb);;Maya ASCII (*.ma);;Maya Binary (*.mb);;All Files (*.*)"
cmds.fileDialog2(fileFilter=multipleFilters, dialogStyle=2)