ジャンプ先: 概要. 戻り値. フラグ. Python 例.

概要

animCurveEditor( editorName , [autoFit=string], [classicMode=boolean], [clipTime=string], [constrainDrag=uint], [control=boolean], [curvesShown=boolean], [curvesShownForceUpdate=boolean], [defineTemplate=string], [denormalizeCurvesCommand=string], [displayActiveKeyTangents=string], [displayActiveKeys=string], [displayInfinities=string], [displayKeys=string], [displayNormalized=boolean], [displayTangents=string], [docTag=string], [exists=boolean], [filter=string], [forceMainConnection=string], [highlightConnection=string], [lockMainConnection=boolean], [lookAt=string], [mainListConnection=string], [menu=script], [normalizeCurvesCommand=string], [panel=string], [parent=string], [preSelectionHighlight=boolean], [renormalizeCurves=boolean], [resultSamples=time], [resultScreenSamples=int], [resultUpdate=string], [selectionConnection=string], [showBufferCurves=string], [showResults=string], [showUpstreamCurves=boolean], [smoothness=string], [snapTime=string], [snapValue=string], [stackedCurves=boolean], [stackedCurvesMax=float], [stackedCurvesMin=float], [stackedCurvesSpace=float], [stateString=boolean], [unParent=boolean], [unlockMainConnection=boolean], [updateMainConnection=boolean], [useTemplate=string])

注意: オブジェクト名や引数を表す文字列はカンマで区切ります。これは概要には示されていません。

animCurveEditor は 「元に戻す」が可能、「照会」が可能、「編集」が可能 です。

グラフ エディタの特性を編集します。

戻り値

string

戻り値の型は照会モードでは照会フラグが基になります。

フラグ

autoFit, classicMode, clipTime, constrainDrag, control, curvesShown, curvesShownForceUpdate, defineTemplate, denormalizeCurvesCommand, displayActiveKeyTangents, displayActiveKeys, displayInfinities, displayKeys, displayNormalized, displayTangents, docTag, exists, filter, forceMainConnection, highlightConnection, lockMainConnection, lookAt, mainListConnection, menu, normalizeCurvesCommand, panel, parent, preSelectionHighlight, renormalizeCurves, resultSamples, resultScreenSamples, resultUpdate, selectionConnection, showBufferCurves, showResults, showUpstreamCurves, smoothness, snapTime, snapValue, stackedCurves, stackedCurvesMax, stackedCurvesMin, stackedCurvesSpace, stateString, unParent, unlockMainConnection, updateMainConnection, useTemplate
ロング ネーム(ショート ネーム) 引数型 プロパティ
exists(ex) boolean create
指定したオブジェクトが存在するかどうかによって、 true または false を返します。他のフラグは無視されます。
defineTemplate(dt) string create
他の任意のフラグと引数を解析し、かつ引数で指定したコマンド テンプレートに 追加するモードに、コマンドのモードを変更します。 templateName がカレントのテンプレートとして設定されていれば、 その後コマンドが実行されるたびに、この引数がデフォルトの引数として使用されます。
useTemplate(ut) string create
コマンドに、カレント以外のコマンド テンプレートの使用を強制します。
panel(pnl) string createquery
エディタが属しているパネルを指定します。デフォルトでは、エディタがスクリプト パネルの作成コールバックで作成された場合、エディタはそのパネルに属します。エディタがパネルに属していない場合、 エディタのあるウィンドウを削除するとエディタも削除されます。
parent(p) string createqueryedit
このエディタの親のレイアウトを指定します。このフラグは、エディタが現在ペアレント化されていない場合のみに効果があります。
unParent(up) boolean createedit
エディタをそのレイアウトから削除するように指定します。 照会には使用できません。
control(ctl) boolean query
照会モード専用です。このエディタの最上位のコントロールを返します。 通常は、親を取得してポップアップ メニューをアタッチするために使用します。 注意: コントロールのないエディタが存在する場合があります。コントロールがない場合は、このフラグは NONE を返します。
mainListConnection(mlc) string createqueryedit
エディタがコンテンツのソースとして使用する selectionConnection オブジェクトの名前を指定します。エディタは selectionConnection オブジェクトに含まれている項目のみを表示します。
forceMainConnection(fmc) string createqueryedit
エディタがコンテンツのソースとして使用する selectionConnection オブジェクトの名前を指定します。エディタは selectionConnection オブジェクトに含まれている項目のみを表示します。これは -mainListConnection フラグの変形で、 コネクションがロックされている場合でも強制的に変更します。このフラグを使用して、-unlockMainConnection、-mainListConnection、-lockMainConnection フラグを直後に連続して使用する場合に、オーバーヘッドを減します。
selectionConnection(slc) string createqueryedit
その独自のセレクション リストをエディタと同期化させる selectionConnection オブジェクトの名前を指定します。このエディタから選択する場合、 selectionConnection オブジェクトの中から選択します。オブジェクトが変更されると、エディタが更新されて変更が反映されます。
highlightConnection(hlc) string createqueryedit
そのハイライト リストをエディタと同期化させる selectionConnection オブジェクトの名前を指定します。すべてのエディタにハイライト リストがあるわけではありません。ハイライト リストがあるエディタの場合、これは第二の選択項目を表示したリストになります。
filter(f) string createqueryedit
このエディタに配置する項目フィルタ オブジェクトの名前を指定します。 エディタの主要リストに表示される情報をフィルタします。
lockMainConnection(lck) boolean createedit
mainConnection 内のオブジェクトのカレント リストをロックして、そのオブジェクトだけがエディタ内に表示されるようにします。 これ以降、元の mainConnection に変更を加えても無視されます。
stateString(sts) boolean query
照会モード専用のフラグです。エディタを編集して現在のエディタの状態と一致させる MEL コマンドを返します。返されたコマンド文字列は、指定した名前の代わりに文字列変数 $editorName を使用します。
unlockMainConnection(ulk) boolean createedit
mainConnection をロック解除して、オリジナルの mainConnection(まだ使用可能な場合)を効率的に復元し、ダイナミックな更新を行います。
updateMainConnection(upd) boolean createedit
ロックされた mainConnection をオリジナルの mainConnection から更新させますが、ロック状態は保持されます。
docTag(dtg) string createqueryedit
Maya エディタにタグをアタッチします。
displayKeys(dk) string edit
on | off はエディタのキーフレームの表示/非表示を切り替えます
displayTangents(dtn) string edit
on | off はエディタの接線の表示/非表示を切り替えます
displayActiveKeys(dak) string edit
on | off はエディタの接線の表示/非表示を切り替えます
displayActiveKeyTangents( dat) string edit
on | off はエディタの接線の表示/非表示を切り替えます
displayInfinities(di) string edit
on | off は、エディタのインフィニティの表示/非表示を切り替えます。
autoFit(af) string queryedit
on | off はビューへの自動フィットのオン/オフを切り替えます
lookAt(la) string edit
fitView ヘルパーを、「all」、「selected」、「currentTime」のいずれかで指定できます。
snapTime(st) string queryedit
時間におけるキーフレームの移動スナップを「none」、「integer」、「keyframe」のいずれかで指定できます。
snapValue(sv) string queryedit
値におけるキーフレームの移動スナップを「none」、「integer」、「keyframe」のいずれかで指定できます。
showResults(sr) string queryedit
有効な値: 「on」、「off」、「tgl」
エクスプレッション、またはその他のキー設定されていないアクションの結果のカーブを表示します。
showBufferCurves(sb) string queryedit
有効な値: 「on」、「off」、「tgl」
バッファ カーブを表示します。
smoothness(s) string queryedit
有効な値: 「coarse」、「rough」、「medium」、「fine」
アニメーション カーブの表示の平滑性を指定します。
resultScreenSamples(rss) int queryedit
結果のカーブに対するスクリーン ベースの結果サンプリングを指定します。0 の場合、結果は時間内にサンプリングされます。
resultSamples(rs) time queryedit
結果のカーブのサンプリングを指定します。
注: この数値が小さければ小さいほど、ディスプレイの更新にかかる時間が長くなります。
resultUpdate(ru) string queryedit
有効な値: 「interactive」、「delayed」
アニメーション カーブに対する変更が結果のカーブにどのように反映されるかをコントロールします(結果が表示される場合)。resultUpdate が「interactive」の場合、アニメーション カーブはインタラクティブに変更されて、結果のカーブが更新されます。modelUpdate が「delayed」の場合(これはデフォルト設定です)、結果のカーブはアニメーション カーブへの最終的な変更が行われたときに更新されます。
showUpstreamCurves(suc) boolean queryedit
true の場合は、ディペンデンシー グラフを上流に向かって選択済みプラグをドライブするすべてのカーブを検索します(たとえば、通常のドリブン キー セットアップでは複数のカーブが表示されますが、最初にドリブン キー カーブが見つかり、それからソース オブジェクトをドライブする実際のアニメーション カーブが見つかります)。false の場合は、見つかった最初のカーブのみが表示されます。false の場合でも、たとえば blendWeighted ノードを使用して複数のカーブを結合すれば、複数のカーブを表示できます。
menu(m) script create
エディタの作成時に実行されるスクリプトを指定します。関数は、新しいエディタの名前である文字列引数を渡します。
clipTime(ct) string queryedit
有効な値: 「on」、「off」
クリップ内のアニメーション カーブに適用されたオフセットとスケールを持つクリップを表示します。
curvesShown(cs) boolean query
現在、グラフ エディタ(Graph Editor)で表示されているアニメーション カーブ ノードの名前を含む文字配列を返します。
curvesShownForceUpdate( csf) boolean query
現在、グラフ エディタ(Graph Editor)で表示されているアニメーション カーブ ノードの名前を含む文字配列を返します。 curvesShown フラグとは異なり、最後にリフレッシュされた後に mainListConnection が変更された場合、グラフ エディタを強制的に更新します。
normalizeCurvesCommand( ncc) string createedit
グラフ エディタ(Graph Editor)でカーブを正規化するために実行されるスクリプトを設定します。 Maya 内部での使用に限られます。
denormalizeCurvesCommand( dcc) string createedit
カーブを非正規化するために実行されるスクリプトをグラフ エディタ(Graph Editor)に設定します。 Maya 内部での使用に限られます。
stackedCurves(sc) boolean queryedit
法線間(軸のセットを共有するすべてのカーブ)で表示モードを切り替えてスタックさせます(各カーブをその値の軸上に、垂直方向にスタック)。
stackedCurvesMin(scm) float queryedit
スタック モードの場合に、カーブごとの値の軸に最小値を設定します。
stackedCurvesMax(scx) float queryedit
スタック モードの場合に、カーブごとの値の軸に最大値を設定します。
stackedCurvesSpace(scs) float queryedit
スタック モードの場合に、カーブの間隔を設定します。
displayNormalized(dn) boolean queryedit
オンにすると、すべてのカーブは -1 ~ +1 の範囲に正規化して表示されます。
renormalizeCurves(rnc) boolean edit
このフラグを使用すると、カーブの正規化係数が再計算されます。
preSelectionHighlight(psh) boolean queryedit
オンにすると、マウス ポインタの下にあるカーブ/キー/接線が選択しやすいようにハイライトされます。
classicMode(cm) boolean queryedit
オンのとき、グラフ エディタは「クラシック モード」で表示され、オフのときは「スィート モード」が使用されます。
constrainDrag(cd) uint createqueryedit
グラフ エディタでの、すべてのアニメーション カーブのドラッグ操作を、X 軸または Y 軸にコンストレインするか、どちらの軸にもコンストレインしないよう設定します。 指定する値は、どちらの軸にもコンストレインしない場合 0、X 軸にコンストレインする場合 1、Y 軸にコンストレインする場合 2 です。 照会時に使用すると、このフラグは後の方の値を返します。値の解釈は前述の場合と同じです。注: アニメーション カーブをドラッグする前に Shift キーを押すと、最初のマウス動作で、ここで説明した動作に代わって以前に設定されたコンストレイン済みの軸を調べ、オーバーライドします。

: コマンドの作成モードで使用可能なフラグ : コマンドの編集モードで使用可能なフラグ
: コマンドの照会モードで使用可能なフラグ : タプルまたはリストとして渡された複数の引数を持てるフラグ

Python 例

import maya.cmds as cmds

# Check to see if the "default" graph editor has been created
#
cmds.animCurveEditor( 'graphEditor1GraphEd', exists=True )
# Show result curves
#
cmds.animCurveEditor( 'graphEditor1GraphEd', edit=True, showResults='on' )
# Decrease the sampling rate for the result curves
#
cmds.animCurveEditor( 'graphEditor1GraphEd', edit=True, resultSamples=5 )

# Constrain all Graph Editor animation curve traversals to the X-axis
#
cmds.animCurveEditor( 'graphEditor1GraphEd', edit=True, constrainDrag=1 )