parent

ジャンプ先: 概要. 戻り値. 関連項目. フラグ. MEL 例.

概要

parent [-absolute] [-addObject] [-noConnections] [-relative] [-removeObject] [-shape] [-world] [dagObject...] [dagObject]

parent は 「元に戻す」が可能、「照会」が不可能、「編集」が不可能 です。

戻り値

関連項目

フラグ

ロング ネーム（ショート ネーム）	引数型	プロパティ
-world(-w)
指定したオブジェクトをペアレント化解除します（ワールドにペアレント化します）。
-relative(-r)
オブジェクトの既存のローカル変換を保持します（親ノードに相対）。
-absolute(-a)
既存ワールド オブジェクト変換が保持されます（オブジェクトのローカル変換が修正され、オブジェクトの全体的な変換が保持されます）。親になるオブジェクトがジョイントの場合は、ジョイントの平行移動と向きが変更され、ワールド オブジェクト トランスフォームが維持されます（これが十分である場合）。その他の場合は、ジョイントと親の間にトランスフォームが挿入され、この目的が達成されます。この場合、ジョイント内部の変換は変更されません。 ［デフォルト］
-addObject(-add)
既存ローカル オブジェクト変換が保持されるが親にはならず、親の下にオブジェクトが追加されます。指定したオブジェクトの親としてワールドを追加するには、-world を使用します。
-removeObject(-rm)
指定したすべてのオブジェクトの直接の親を削除します。1 つの親から生じるシェイプの 1 つのインスタンスのみを削除するには、そのシェイプのパスを指定する必要があります。 注: 親が 1 つの場合は、オブジェクトを効率的にシーンから削除できます。 指定オブジェクトの親としてワールドを削除する場合は -world を使用します。
-shape(-s)
通常の場合、parent コマンドはトランスフォーム上のみで動作します。このフラグを使用すると、指定したシェイプが、特定トランスフォームの下で直接親になることができます。これは、シェイプ ノードをインスタンス化するために使用されます。たとえば、「parent -add -shape」 は、「instance」コマンドと同じです。 このフラグは、ファイル フォーマットで主に使用します。
-noConnections(-nc)
parent コマンドでは、インスタンスを追加する場合に、インスタンス化されたセットの接続が新しく作成されます。 つまり、新しいインスタンスのシェーディング エンジンの接続が作成されます。このフラグではその動きが抑制され、ファイル フォーマットで主に使用されます。

: コマンドの作成モードで使用可能なフラグ	: コマンドの編集モードで使用可能なフラグ
: コマンドの照会モードで使用可能なフラグ	: 1 つのコマンドで複数回使用可能なフラグ

MEL 例

// Create some objects
circle -name circle1; move 5 0 0;
group -n group1; move -5 0 0;
group -em -n group2;

// Move the circle under group2.
// Note that the circle remains where it is.
parent circle1 group2;

// Let's try that again with the -relative flag. This time
// the circle will move.
undo;
parent -relative circle1 group2;

// Create an instance of the circle using the parent command.
// This makes circle1 a child of group1 and group2.
undo;
parent -add circle1 group2;

// Remove group1 as a parent of the circle
parent -removeObject group1|circle1;

// Move the circle to the top of the hierarchy
parent -world group2|circle1;

// Remove an instance of a shape from a parent
parent -shape -rm nurbsSphere3|nurbsSphereShape1;